王さん超えた!! 巨人･ラミレス8年連続100打点達成で首位返り咲き

前日､阪神に首位の座を明け渡した巨人は一発攻勢で10-4と中日を圧倒｡
主役は5打点と活躍したラミレスだ｡

記録は知っていた｡
この試合まで今季99打点のラミレスは､１回無死一､三塁で迎えた第1打席､中日の先発･吉見から左翼へ今季40号となる特大スリーラン｡

この1発で､今季102打点とし8年連続100打点を記録｡
7年連続で肩を並べていた王貞治の日本記録を更新した｡

偉大な記録にもラミレスは､
｢アメリカでもベネズエラでもホームランバッターとして有名な偉大なプレーヤーの記録を塗り替えられて大変光栄です｣(スポーツ報知より)
と謙虚に応えた｡

現在､本塁打･打点の2冠を独走する頼れる主砲に原監督も､
｢自分をコントロールしてフラットな形で前向きにプレーする姿は､尊敬できる｣(同)
と最大の賛辞｡

ヒーローインタビューでラミレスは､
｢ミナサン､オウエン､アリガトウゴザイマシタ｣(スポニチアネックスより)
と大歓声に日本語で応えた｡
この明るさと謙虚さが､日本で成功した秘訣だ｡

｢次のゴールは2000安打(現在1672安打)かな｡毎日試合に出て､日本の(球団の)監督になれれば最高｡でもまずはチームの勝利だよ｣(スポーツ報知より)

チームのV4の先には､日本での新たな夢が広がっている｡

(2010年8月27日)

その他のBASEBALLニュース