エース奪取へ!! サッカー日本代表･森本の武器は足じゃなく口!?

"ザック･ジャパン"のエースは森本で決まり!?

日本サッカー協会の小倉純二会長は1日､日本代表のアルベルト･ザッケローニ新監督に､セリアA･カターニャに所属するFW森本貴幸をエースストライカーとして育てることを依頼したと明らかにした｡

小倉会長は､ザッケローニ監督と29日に初対面｡

中華料理店で会食した際に､
｢『森本はエースになれるのでは』と話したら､『当然そう思っている』といわれた｣(サンケイスポーツより)
という｡

森本は現在､所属するカターニャで出場機会に恵まれていないが､
｢成長できるように連絡を取れるようにしたい｣(デイリースポーツより)
とセリエAに太いパイプを持つ新監督自ら､出場機会を与えるようカターニャ･ジャンパオロ監督に要請する意向だ｡

森本にとって､さらに追い風となりそうなのが､言葉の問題｡

初のイタリア人監督ということもあり､協会はサッカーに精通した通訳を未だに人選中の状態だ｡

今回選ばれた代表の中でイタリア語を使いこなせるのは､セリエAに5年間所属する森本しかいない｡

ザッケローニ監督は選手との対話を重視するため､直接コミュニケーションが取れるのは大きな武器となるだろう｡

かつて監督をしていた､ウディネーゼ､ACミランでビアホフを指導し､世界的ストライカーに成長させた実績を持つザッケローニ監督の下で､森本が日本待望のエースストライカーに成長する｡

(2010年9月2日)

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