斉藤佑樹はドラフトの主役になれない!? 取材拒否にマスコミ各社が激怒!?

今オフのドラフト会議は多くの有望選手が揃っており､豊作になるだろうと言われている｡
その中でも主役と見られているのが､"ハンカチ王子"こと早稲田の斉藤佑樹投手だ｡

先日の法政大学戦で大学通算28勝目をマークし､史上21人目の東京六大学通算30勝投手になるのも時間の問題｡
自らのプロ入りを祝う記録達成に注目が集まるが､マスコミ各社は斉藤の喜び声が取れないと嘆いているという｡

なぜなら､應武篤良･早大監督が報道各社に対して『出入り禁止』を命じたからだ｡

その原因となったのは､あるスポーツ紙に掲載された斉藤の独占インタビュー｡
斉藤はリーグ戦に向けての思いを熱く語ったが､應武監督はその記事に対して怒り心頭だという｡

｢リーグ戦前なのに､『終わり』を意味する言葉があったからだというんですが･･･｡斎藤クンのインタビューを掲載したスポーツ新聞はもちろん､追随記事を載せたマスコミ､ドラフト情報を絡めた特集を掲載した報道各社も『出入り禁止』を通告されました｣(リアルライブより)
と関係者は納得いかないといった表情で語る｡

應武監督が『出入り禁止』を発令したのは､これが始めてではない｡
マスコミ各社は､｢またかよ!?｣と憤りを感じているが､一定の理解を示す関係者がいるのも確か｡

｢應武監督が過敏になる理由も分からなくはありません｡春季リーグ戦では､元プロ野球選手･江藤省三氏を監督に迎えた慶応大学に逆転でリーグ優勝をさらわれ､新人戦も慶応が勝利しました｡早大は斎藤､大石達也､福井優也と『1位候補投手』を揃え､戦力的にはナンバー1です｡この戦力を持って負けたとなれば､指揮官として相当､悔しいはず｡應武監督もこの秋季リーグ戦で勇退することが決まっており､是が非でも優勝したいでしょうから･･･｣(同)

そうはいうものの､このまま『出入り禁止』が解けなければ､ドラフト会議の際､斉藤をはじめとする､有力選手たちのコメントが取れないことになる｡

｢ドラフト当日の共同会見は黙認してくれるとは思います｣(同)
と関係者は楽観視しているが･･･

果たしてドラフト当日､"主役"斉藤のコメントを聞くことは出来るのか｡
ファンにとっては一刻も早く『出入り禁止』が解かれるのを願うばかりだ｡

(2010年9月20日)

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