ソフトバンクが王貞治会長に反対してまで､横浜･村田を獲得したくないワケ

最終戦までもつれた優勝争いを見事制し､パ･リーグ王者に輝いたソフトバンク｡

ここ数年､何度も苦杯を舐めているプレーオフ突破を目指し､選手たちは喜びもそこそこに動きだしている｡

そんな中､早くも来季の補強の目玉として名前が挙がっているのが､横浜の4番･村田修一だ｡

ソフトバンクの王貞治球団会長は､今オフ国内FA権を取得した村田について､
｢情報は集めます｡常に情報は集めていますけどね｣(日刊ゲンダイより)
とコメント｡
以前から､
｢国産の大砲がいない｣(同)
と嘆いていた王会長は､地元福岡出身の長距離砲獲得に積極的に動いているといわれる｡

しかし､ある球団関係者は､
｢今季の村田は打率.261､23本塁打と精彩を欠き､最下位横浜の戦犯のひとり｡得点圏打率はセの4番打者の中では最低の.260｡横浜の関係者が『ウチは4番がいてもいなくても勝率が変わらない』と嘆いていた｡要するに､勝負弱いということです｡高いカネ(今季2億6000万円)を払う価値があるかどうか｣(同)
と村田獲得に疑問を投げかける｡

また､髪を金色に染めたり､頭に奇抜なラインを入れるなど､成績だけではなく素行にも問題アリと思われているようで､チーム内では､
｢松田を育てた方がよっぽどマシ｣(同)
という声が大半を占めているようだ｡

今シーズン､｢優勝争いがしたい｣とシーズンに臨んだ村田｡
しかし､結果はプロ野球ワースト記録となる3年連続90敗という屈辱を味わった｡

横浜を離れる可能性は高いが､ソフトバンク入団にはいろいろと障害がありそうだ｡

(2010年10月2日)

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