斎藤佑樹が早くも田中将大を超えた!? 日ハム入団の経済効果は破格の52億円!!

先日のドラフト会議で日本ハムが交渉権を獲得した斎藤佑樹投手(早大)｡

日本ハムの本拠地･札幌市は早くも歓迎ムードで､上田文雄市長が､
｢斎藤佑樹選手の入団交渉権獲得､万歳!!甲子園でのマー君との投げ合いが札幌ドームで見られる日が待ち遠しい｡ウエルカム､斎藤君｣(スポニチアネックスより)
と異例のコメントを発表した｡

そんな斎藤が日本ハムに入団し大活躍した場合､北海道地域にもたらす経済波及効果は約52億円に達すると､関西大大学院の宮本勝浩教授(数理経済学)の試算で明らかになった｡

経済波及効果の試算で実績のある宮本教授によると､
｢『登板するかも』という期待感で球場に足を運ぶ人が増えるほか､野球に興味のない女性も集まる｣(夕刊フジより)
とのことで､公式戦1試合平均10％の観客増が見込まれ､さらに対戦相手のチームやセパ交流戦でも観客増が望めることから､これだけで21億円の経済効果が生まれるという｡

しかし､宮本教授が最も注目するのはキャンプとオープン戦｡
｢勝負にこだわる必要がないので､積極的に起用できるはず｡登板すればするほど効果は拡大する｣(同)
これにより､約7億円の経済効果があるという｡

ほかにも､ユニフォームなどのグッズ売り上げやテレビ･ラジオ放送の権利､広告収入､契約金･年俸の経済効果などを合計すると､北海道への経済波及効果はなんと52億5045万円｡

甲子園でのライバル､楽天･田中将大投手が入団したときの試算は約35億円だったことを考えると､その影響の大きさがわかる｡

しかし､宮本教授は最後に､
｢二軍暮らしになれば､経済効果はほとんど期待できない｣(同)
と付け加えた｡

実力が全てのプロの世界｡
斎藤は北の大地に勝利と大金をもたらすことはできるか｡

(2010年10月31日)

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