横浜･内川聖一､ソフトバンク移籍が有力!? 村田修一は球団を心配し態度保留!?

国内FA権行使を今季の早い段階から表明していた横浜･内川聖一内野手が8日､球団に申請書類を提出した｡

内川はFA権を行使した理由を､
｢(他球団から)自分のスタイルがどう評価されているか､興味がある｣(スポーツ報知より)
と説明｡
｢FA宣言してしまうと､横浜に残るのは相当の覚悟と勇気がいる｣(同)
とも話しており､他球団への移籍が既定路線となりそうだ｡

内川の獲得には地元球団であるソフトバンクのほか､広島も興味を示しているが､
｢しっかりした環境で､やるぞと思わせてくれる球団でやりたい｡やるからには､やっぱり勝ちたい｣(同)
と移籍先の条件を語っており､パ･リーグのレギュラーシーズンを1位で通過したソフトバンクが本命となりそうだ｡

また､同じく今季国内FA権を取得したチームメートの村田修一内野手は､FA権の行使について態度を保留中｡
この日､横須賀市内のベイスターズ球場で練習を行い､
｢家族と話したけど"やるのはあなただからついていく"と言われた｣(スポニチアネックスより)
と家族の理解は得ているものの､
｢横浜はお世話になった球団だし､内川も手を挙げている｡2人が出ていったら大丈夫かなという思いもある｡もう一度球団と話をしたい｣(同)
と複雑な心境を語った｡

星野仙一氏が新監督に就任した楽天が獲得に興味を示しているが､
｢何が最善なのか､決めきれない部分がある｡今週中には､はっきりさせたい｣(日本経済新聞より)
と内川とは対照的に､あくまで慎重｡決断にはまだ時間がかかりそうだ｡

球団を代表する二人の移籍｡
身売り騒動が一段落ついたばかりの横浜だが､またしても大きな問題となりそうだ｡

(2010年11月9日)

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