日本ハム･斎藤佑樹がついに誕生!! 会見ではいきなり北海道民に謝罪!?

日本ハムからドラフト1位指名された斎藤佑樹投手(早大)が9日､本拠地･札幌ドームのグラウンドに設営されたステージで入団会見を行った｡
新人選手の単独入団会見だけでも異例だが､この日はさらにファンを無料招待｡
スタンドには"日本ハム･斉藤"の姿を見ようと約8000人が詰め掛けた｡

そんな中､なんと学ラン姿でステージに現れた斉藤｡
注目の第一声は､
｢北海道民のファンの皆さん､こんにちは｡東京都の早稲田大学から来ました投手です｣(ニッカンスポーツより)
と緊張の面持ちであいさつ｡

それでも､そこは何度も大舞台を経験してきた斉藤｡
集まったファンからの声援に緊張もほぐれてきたのか､
｢4年前の夏､(夏の甲子園決勝で早実のエースとして)駒大苫小牧と対戦しましたので､北海道民の皆さんはもしかしてイヤな気持ちかもしれませんが｣(毎日jpより)
と"北海道の敵"だった過去について冗談をいう余裕もみせ､
｢同期入団と比べるとマイナスからのスタートと思って､一生懸命頑張ります｡よろしくお願いいたします｣(同)
と抱負を語った｡

また､目標について聞かれると､
｢あこがれの選手はやっぱりダルビッシュ投手です｣(同)
と即答｡
しかし､数字の面では､
｢何勝とか言える立場ではないので､開幕一軍を目指します｣(同)
と謙虚に答え､対戦したい選手については､
｢打力の低い選手と･･･｣(サンケイスポーツより)
とおどけ､会場を沸かせた｡

会見に同席した梨田監督は､
｢本当に入団してくれたんだとうれしく思う｡会ってみて､彼は何か『持っている』と確信した｡でも､まだ隠している｡それを北海道で出してもらいたい｣(毎日jpより)
とコメント｡
流行語にも選ばれた斎藤の"名ゼリフ"を用いて大きな期待を寄せた｡

来年1月中旬に千葉県鎌ヶ谷市で行われる新人の合同自主トレに参加し､プロの第一歩を踏み出す斎藤｡
"北海道の敵"から"北海道のエース"になることはできるだろうか｡

(2010年12月9日)

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