松井秀喜が上原浩治に言いたい放題!! 上原自慢のもみあげに｢対戦したら笑っちゃう｣

米大リーグ･エンゼルスからFAになり､先日､アスレチックスと1年契約を結んだ松井秀喜外野手｡
入団会見では､
｢僕自身が先頭を切って､みんなを引っ張っていけるようにプレーをしていきたいと思います｣(スポニチアネックスより)
と力強く宣言し､早くも本拠地オークランドのファンから大きな期待を寄せられている｡

そんな松井をかつて巨人で同僚だった槙原寛己氏が訪問｡
その様子が25日に放送されたスポーツ番組『S1』(TBS系)で放送され話題になっている｡

気心の知れた槙原とのトークのためか､いつになく饒舌な松井｡
アスレチックスからのオファーについて､
｢嬉しかったですよ｡一番最初に声かけてくれましたし､絶対必要なんだって強い気持ちで誘って頂いたんで｣(スポーツウォッチより)
と笑顔で振り返ると､他球団からのオファーについても､
｢幾つかお話は頂いていましたけどね｡日本のチームは何もなかったと思いますけど｣(同)
と裏話を明かした｡

また､来シーズンに向けては､
｢まあ､ちょっと(アスレチックスの球場は)広いですけどね｡ちゃんと当たれば､(ホームランは)何本か打ってますから｡そんなに悲観はしてないですけど｡最低でも20～30本の間は打ちたいですね｣(同)
と松井にしては珍しく具体的な数字で目標を設定｡
どうやら､ここ数年悩まされている左ヒザの状態は上向いているようだ｡

番組ではここで､かつて巨人で共に戦ったオリオールズ･上原浩治投手のビデオレターを紹介｡
すると松井は､
｢これはダメですね｡長すぎですね｣(同)
と上原が今シーズン途中から伸ばしている"もみあげ"を痛烈に批判｡
さらに､
｢気がついたらクローザーやってましたね｡その辺の帳尻合わせは天下一品ですね｡あいつ来年いないと思ってましたからね｣(同)
と言いたい放題｡
アスレチックスとオリオールズは同じア･リーグに所属していることから､来季は元同僚対決に注目が集まるが､
｢もし対戦したら､笑っちゃうと思うんですよ｣(同)
とメジャーの先輩として強烈な先制パンチを浴びせた｡

しかし､ここまで言えるのも信頼できる仲だからこそ｡
16日に帰国した上原も､
｢緑ですもんね･･･｣(スポーツ報知より)
とアスレチックスのユニフォームを着た松井の写真をみてチクリ｡
直接対決にも､
｢間違いなく当たると思うんで､打たせる気は全くない｣(同)
と自信をみせた｡

多くの日本人メジャーリーガーが思うような活躍ができなかった今シーズン｡
悔しさを味わった元巨人のベテラン二人が､来季は大暴れしてくれそうだ｡

(2011年1月2日)

その他のBASEBALLニュース