日本ハム･斎藤佑樹がブルペン入り!! ｢格好つける必要ない｣とマイペース調整を宣言!!

日本ハムの斎藤佑樹投手が18日､千葉県鎌ケ谷市の室内練習場でプロとして初のブルペン入り｡
捕手を立たたせたまま､変化球を含む42球を投げ込んだ｡

新人合同自主トレ第2クール最終日｡
五十嵐信一2軍監督､山田正雄GMをはじめとする球団関係者や多くの報道陣が見守る中､斎藤がブルペンに現れた｡

変化球にはばらつきがあり､指にひっかり過ぎたカーブは駒居ブルペン捕手のすねを直撃｡
それでも斎藤は､
｢変化球の投げ方を筋肉に覚えさせておきたかった｣(中日スポーツより)
と余裕の表情｡
こだわりの強い直球は5､6割程度の力といいながら､気持ちのいいミット音をブルペンに響かせた｡

かつてダルビッシュ有投手の球も受けていた駒居ブルペン捕手は､
｢球の回転は良いし､ドラフト1位というものは持っている｣(中日スポーツより)
とコメント｡
五十嵐2軍監督も､
｢キレのあるボールを投げていたね｣(デイリースポーツより)
と評価した｡

昨年の11月以来2カ月ぶりのブルペン入りとなった斎藤は､
｢いい感じで放れたと思います｡しっかり立って体重移動をして､ボールを前で放すという意識をしながら投げました｣(スポーツ報知より)
と冷静そのもの｡
｢もうちょっと投げたいくらいでやめておきました｣(同)
と早くも自身のペースを掴んだようだ｡

すでにキャンプは1軍帯同が決定｡
周囲の期待は日に日に高まっているが､
｢もし力がなかったら鍛え直して2軍でやっていく｡格好つける必要はないと思う｣(デイリースポーツより)
と浮かれる様子はない｡
新人離れしたこの冷静さが､マウンドでも大きな武器となりそうだ｡

(2011年1月19日)

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