楽天･星野監督が仰天の復興支援策を発表! 仙台での球宴開催､さらには日本代表戦も!

パ･リーグは30日､東日本大震災の影響で変更となった4月の日程を発表｡
本拠地･Kスタ宮城(仙台市宮城野区)が被災した楽天は､"本拠地開幕戦"が4月29日からのオリックス3連戦になることが決定した｡

Kスタ宮城では､すでに22日から復旧工事がスタート｡
損傷した照明灯や貯水タンクの修繕を進めているという｡

この日楽天は､ほっともっと神戸で練習試合を行い西武と対戦｡
試合には敗れたが､本拠地開幕のメドが立ったことで星野監督は安堵の表情｡
しかし､すぐに表情を引き締め､
｢選手たちも新たな目標ができたし､やっとユニホームで帰れるな｡いいスタートを切って貯金をして帰れば､ファンも自然と(Kスタへ)足が向いてくれると思う｡いい雰囲気で凱旋せんとアカン｣(スポーツ報知より)
とスタートダッシュを選手に厳命した｡

さらに星野監督は､
｢今年のオールスターはどこでやるんや?1試合ぐらい仙台でできんかな｡おもしろいし､盛り上がると思うんやけどな｣(サンケイスポーツより)
とコメント｡独自の復興支援プランを明かした｡

今季のオールスターゲームはナゴヤドーム､東京ドーム､QVCマリンで計3試合が組まれている｡
球場の変更は困難だが､被災地の復興を強く願う闘将らしい提案だ｡

また､29日に行われたサッカーの復興支援チャリティー試合にも心を動かされた｡

自身もテレビ観戦したという星野監督は､
｢サッカー界にやられたと思った｡野球界もあれくらい柔軟かつ早く動かんと｡球界全体が悔しい､と思わなあかんよ｣(同)
と球界全体で復興支援に取り組む重要性を力説｡
時期や場所にはこだわらないとした上で､
｢日本代表対韓国代表のオールスター戦とかもええと思う｣(同)
と更なる構想を口にした｡

開幕延期問題もあり､復興支援に関してはサッカー界に出遅れた感のある野球界｡
被災地となった東北地方を本拠地とする楽天が､復興支援の先頭に立つ｡

(2011年3月31日)

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