斎藤佑樹､特別枠で球宴出場決定! 第3戦で楽天･田中との同級生リレー実現か!?

プロ野球のオールスターゲーム運営委員会は13日､『マツダオールスターゲーム2011』の最後の出場選手をファン投票で選ぶ特別枠｢最後の1人｣で､日本ハム･斎藤佑樹投手と巨人･沢村拓一投手の両新人投手が選ばれたと発表した｡
これにより､セ､パ32人ずつの全出場選手が決定｡注目の第1戦は今月22日にナゴヤドームで行われる｡

"持ってる男"が滑り込みで夢の舞台への切符を掴んだ｡
吉報を受けた斎藤は､
｢素晴らしい舞台に立てることに､うれしい気持ちでいっぱい｣(スポニチアネックスより)
とコメント｡
投票してくれたファンへの感謝を何度も口にした｡

今季はここまで6試合に登板して2勝2敗､防御率3.72｡
左わき腹痛での離脱もあり､決して満足いく成績での選出ではない｡
本人も､
｢ケガもしたし､複雑な気分もある｣(同)
としたが､
｢プロフェッショナルが集まる｡歴史もあると思っているので､それに恥じないプレーをしたい｣(同)
と全力プレーを誓った｡

全パの指揮を執るソフトバンク･秋山監督は､早くもKスタ宮城で行われる第3戦(7月24日)での登板を明言｡
第3戦は楽天･田中の先発が決定しており､"同級生リレー"が実現する可能性もありそうだ｡

一方､セ･リーグ最後の1人に選ばれた沢村は､
｢選ばれると思ってなかったのでビックリしています｡1年目で､どんな形であれ､選んでいただいたことはうれしい｣(スポーツ報知より)
と喜びのコメント｡
巨人の新人選手がオールスターに出場するのは､2003年の木佐貫(現オリックス)以来だ｡

今季はここまで5勝6敗と黒星が先行しているが､防御率2.22､チーム最多の3完投をマーク｡
低迷するチームの中で奮闘をみせている｡
しかし､対戦したい打者については､
｢打率の低いバッター､本塁打の少ないバッターと対戦したいです｣(同)
と謙虚に語り､笑いを誘った｡

今球宴では阪神･榎田､西武･牧田も合わせ､計4人の新人選手が出場｡
なお､パ･リーグは1957年以来54年ぶりに外国人が1人も選出されなかった｡

(2011年7月14日)

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