中田英寿、サッカーの次は政治家へ!?

日本のサッカーを支え続けたスーパースター､ヒデこと中田英寿（なかたひでとし=30）。衝撃の引退の後､その動向が世界中から注目されていたが､なんと､次に彼の立つ場所は､サッカーのフィールドではなくて､政界かもしれないというのだ。

こんな話が出てきたのは､中田が動画投稿サイト「YouTube」などにアップされている映像メッセージの内容から。アフリカの飢餓､原始林の伐採､交通渋滞の映像の後に､中田が「私たちにも出来ることがあります」とメッセージを残すというもの。まさに､自民党や民主党のCMをほうふつとさせる､政治色が強いものだ。

元々､この映像は中田が友人等と資金を出し合って製作した自主制作ビデオということで､ますます､中田が自分の考え方や思想を打ち出す気持ちが伺える。

しかも､この映像の最後には「7/29 Take Action」という文字が浮かぶ。7/29は言わずとしれた参院選挙の日。中田は､国民に選挙に行くように呼びかけているのだ。中田は､サッカーの引退後､世界を周る旅を通じて､政治の問題に取り組み始めたのではないかと見られている。

それ以外にも､中田が政治の世界に飛び込もうとしていることが伺える事実がある。

フライデーによると､3月上旬に､中田は自民党の鈴木政二（すずきせいじ）内閣官房副長官と都内の高級ホテルで会っていたというのだ。さすがに､選挙応援に中田を引っ張り出すというのは無理があるが､自民党が選挙後に内閣改造をすれば､中田の出番も考えられるという。

「中田が民間大臣に起用されることも考えられる。自民党にとっては､中田は非常に大切な人材」（政治担当記者　フライデー・抜粋）

果たして､中田が政界の日本代表になる日は来るのだろうか?（根本）