【訃報】ヴィジュアル系バンド｢Kagrra,｣の一志が急逝死亡当日にブログ更新

今年3月に解散した5人組ヴィジュアル系バンド｢Kagrra,｣のボーカル･一志(いっし)が､今月18日に自宅で急逝していたことが25日､分かった｡32歳だった｡

長野県松本市出身の一志は2000年に｢Kagrra,｣を結成し､2004年元日にシングル『愁』でメジャーデビュー｡
｢和｣をコンセプトにした独自の音楽性と英語やカタカナを使わない歌詞で人気を博し､今年2月に発売されたアルバム『百鬼絢爛』はオリコン週間チャート初登場20位を記録した｡

しかし今年3月3日､東京･C.C.Lemonホールでのライブを最後に解散｡
一志はその後､ソロプロジェクト｢shiki∞project～志鬼陰謀～｣を立ち上げ音楽活動を行っていた｡

ソロプロジェクトの公式ホームページによると､葬儀は遺族の希望により､親族と一部関係者のみで執り行われたとのこと｡
なお､今月28､29日に東京･act squareで開催予定だったイベント『鬼婚』は､故人を偲ぶ会として開催され､Kagrra,時代を含む初公開の貴重映像などを上映する予定だという｡

一志は死亡当日の18日に自身ブログを更新｡
act squareでのイベント開催に意欲を見せ､最後は､
｢皆元鬼をだして生き抜こうっ!!｣(原文ママ)
という言葉で結ばれていた｡

訃報を受け､ネット上には､
｢嘘だと思いたい･･･｣
｢早すぎる｣
｢ご冥福をお祈りいたします｣
といった声が殺到している｡(伊原)