NEWS･加藤シゲアキ､処女小説の映画化に意欲! ただし｢テゴマスは使わない｣

人気グループ･NEWSの加藤シゲアキ(かとうしげあき=24)が5日､東京･丸善丸の内本店で､処女小説『ピンクとグレー』の発売記念イベントを開催した｡

同作は､芸能界を舞台に､幼なじみの男性2人が成功と挫折という2つの道を歩む姿を切なく描いた青春物語｡
先月28日に発売され､大手書店の週間ランキングの文芸部門1位になるなど早くも12万部を突破する大ヒットとなっている｡

ジャニーズ事務所所属のタレントとして初めて小説家デビューした加藤は､
｢本を好きな人が手に取って『読んでよかった』と思ってもらえるような小説を目指した｡
そうでないと本当に小説を書いている人に失礼だから｣
と処女作に懸けた想いを告白｡
12万部というヒットについては､
｢実感はないですけど､うれしいです｡自分の本があると本屋に行きづらくなりますね｣
と照れ笑いを浮かべながらも､
｢ある程度の衝撃は保証できる｡楽しんでもらえると思うので､ぜひ手に取ってほしい｣
とアピールした｡

また､同作の映画化については､
｢そうなれば｣
と意欲的｡
NEWSメンバーの起用については､
｢(本を)読んでないやつもいるから､そんなやつをキャスティングしたくない｣
と笑わせた｡
一方で､
｢メンバーがやるなら改めてメンバーのために書きたい｡いつかメンバーのための脚本を書きたいんです｣
と新たな抱負も明かした｡

昨年10月､山下智久(やましたともひさ=26)と錦戸亮(にしきどりょう=27)が脱退し､新たに4人体制となったNEWS｡
現在グループとしての活動は停滞しているが､加藤は､
｢4人で踏み切り出すのは大変なこと｡覚悟はしている｣
とメンバーの気持ちを代弁し､新体制での活躍を誓った｡(伊原)