紅白歌手・藤谷美和子の成れの果て… 謎の徘徊生活奇行連発!

その常軌を逸した奇怪な言動から「元祖プッツン女優」と呼ばれた藤谷美和子(ふじたにみわこ=49)が、神奈川県小田原市内で徘徊生活を送っていることが5日、分かった。
『フライデー』が報じている。

同誌によると、藤谷はここ数年、毎日午後5時に小田原駅前に必ず現れるとのこと。
そして、連日のように100円ショップでパーティーグッズを大量に購入。
駅前のベンチで食事をとったり、携帯電話で自分の顔を撮るなどする姿も頻繁に目撃されているという。

この報道を受け、『日刊スポーツ』は小田原駅前での張り込みを開始。
藤谷が現れるのを待つ間、周囲の住民に話を聞いたところ、
「昨日と今日は姿を見ませんが、2日前までキャリーバッグを引きずって1人で歩く姿がありました。
キャップを目深にかぶって、すごいスピードで歩いています。何年も前から見ています」(小田原駅周辺の住民:日刊スポーツ)
との証言を得たという。

そして張り込み2日目の午後8時半ごろ、証言どおりキャップを目深にかぶり、白いロングコートを着た藤谷が駅改札前に登場。
記者が、
「藤谷さんですか?」
と声をかけると、
「違います」
とその場を立ち去ろうとしたが、
「日刊スポーツですが・・・」
と続けると、立ち止まって現在の心境を語りだしたという。

東京都豊島区出身の藤谷は12歳で芸能界入りし、1978年に放送された学園ドラマ『ゆうひが丘の総理大臣』(日本テレビ系)でアイドル的人気を獲得。
1984年には朝の連続テレビ小説『心はいつもラムネ色』(NHK)でヒロインを務めた。
また、歌手としても1994年に発売した大内義昭とのデュエットソング『愛が生まれた日』がミリオンセラーとなる大ヒット。
同年の紅白歌合戦にも出場を果たした。

ただ、1990年代よりバラエティー番組への出演が増えると、その奇妙な言動が話題に。
2003年6月には、皇居坂下門にタクシーで乗り付け、警戒中だった警察官に開門を要求。
開門を拒否する警察官に対し、
「紀宮さまは私の妹。お会いしてお手紙を渡したいのです」
などと詰め寄り、その後1時間あまりタクシー内に立て籠もるという騒動を起こした。

騒動からほどなくして、所属事務所が藤谷の活動休止を発表。
体調不良が理由と説明されたが、これ以来、彼女は表舞台から完全に姿を消していた。

藤谷は芸能界復帰の意思を聞かれると、
「自分をメディアに出さないようにと書いてある紙が出回っているから出られない」(引用:日刊スポーツ)
とした上で
「女優としては昔のような作品には出たいけど、今は出たいと思う作品がない。
印税が自分にちゃんと入って納得できる作品なら出たいです。今は女優よりもデザインや建築、映像関係の仕事がしたい」(同)
とコメント。
また、2005年に結婚した演出家・岡村俊一氏とは連絡すら取っていないといい、
「離婚はしたい。今すぐにでも離婚したいです。指輪ももらってないし、結婚式もしていませんから」(同)
と離婚の意思を明かしたという。

また、同紙では夫・岡村氏にも直撃。
岡村氏は、結婚当初から同居しない「別居婚」だったことを明かした上で、
「彼女が普通に仕事ができたのは10年以上前までで、今は更年期に伴う心身の不調で仕事はできない状態。
夫というよりは保護者のような気持ちです。離婚はしません」(同)
と離婚を否定したという。

なお、藤谷はすでに所属事務所との契約が切れており、芸能界復帰は難しい状態となっている。(伊原)


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