嵐・大野智、大麻疑惑報道でジャニーズと講談社が全面戦争に発展か!?

28日発売の「週刊現代」(講談社)が報じた､人気グループ嵐のリーダー・大野智(おおのさとし=27)の大麻疑惑が､大きな波紋を呼んでいる。

大野は今年､趣味の絵やフィギアの個展を開催､主演ドラマ「魔王」(TBS)もスタートしたばかりだ。8月末には「24時間テレビ」のメインパーソナリティ－を務めることも決まっており､ノリにノッている。

その矢先のこの大麻報道。芸能界にあたえた衝撃は半端じゃない。もし報道が事実なら警視庁による事情聴取は避けられないだろう。そのあたりの事情を「東京スポーツ」が報じている。

同紙によると､「週刊現代」の報道を知ったジャニーズ幹部は､ただちに新聞やテレビ局に連絡し､事実無根を強調。

「事務所幹部が複数回にわたり事情を聞いたたところ､大野は女性2人と遊んだことは認めたが､大麻使用については『絶対やってない』と否定した」(芸能関係者)という。

大野の言葉を信じたのか､ここからジャニーズ側は強烈な反撃に打って出る。

「週刊現代」だけでなく､発行元の講談社とは今後一切仕事をしないと通達。これによりファッション誌の連載や､水面下で動いていたプランのほとんどが消滅したというウワサもある。

ここで気になるのは10月スタートの二宮和也(にのみやかずなり=25)､錦戸亮(にしきどりょう=23)のW主演ドラマ「流星の絆」(TBS)だ。

原作は直木賞作家・東野圭吾氏の同名の小説。実はこの作品は「週刊現代」に連載されていたもの。

今回のバトルにより「ドラマは放送されるが､講談社には一切取材させない。当然､書籍の帯にも二宮や錦戸は使用させない」(出版関係者)という。

発行元メディアがドラマの取材「出入り禁止」という､前代未聞の事態に陥ったわけだ。

「でも､一番痛いのは毎年出していたジャニーズカレンダーですよ。これも来年以降は引き揚げるそうです。2億円近い売り上げは安定してありましたからね」(同)

「東京スポーツ」が「週刊現代」編集部に問い合わせところ､取材は十二分に尽くしており､掲載した内容には自信をもっております」と書面で回答。一歩も引く気はなく､今後もジャニーズ関連のスキャンダルを扱っていくという。

関ジャニ∞の渋谷すばる（しぶたにすばる=26）の「そんなやつ死んだらええねん！」騒動､KAT-TUN田中聖（たなかこうき=22）のAV嬢お持ち帰り騒動と､このところジャニタレたちのタガの緩みははなはだしい。

圧倒的な人気を背景に､芸能界を牛耳ってきたジャニーズ帝国は､この修羅場をどうくぐり抜けるのか？　帝国は最大の正念場を迎えたといえるだろう。(松野)