4月9日に放送された『とんねるずのみなさんのおかげでしたSP』（フジテレビ系）をご覧になった方も多いだろう。
「新・食わず嫌い王決定戦SP」には､WBC連覇にひと役買った埼玉西武ライオンズの中島裕之（なかじまひろゆき=26）と上戸彩（うえとあや=23）という豪華な対決が実現。
しかし､この番組での見どころはもうひとつあった。
番組21周年記念として､過去の秘蔵VTRを紹介したコーナーに､堀北真希（ほりきたまき=20）が出演していたのだ。
上戸と堀北は､ともに20代前半の若い世代。
だが､ここで浮き彫りになったのは､彼女たちの「大人度」「芸能人度」の違いだ。
上戸といえば､これまでうかつな「失言」の多さで知られ､武勇伝的な伝説を数多く残してきた女傑。
多数のH発言・正直発言がネット上でやたらと取り上げられていたが､フタをあけてみると､すっかり落ち着いた受け答えばかりだったのだ。
かつての上戸だったら､「ナカジマさん､WBCに出てたんですか〜？」くらいトンでもないことを言いそうなイメージなのに､その気配は見る影もない。
しかも石橋貴明（いしばしたかあき=47）からの男関係に関するツッコミにも､終始無難にコメント。
すっかり「大人力」を身につけてしまっていたのだ。
その一方で､いつまでたっても「芸能界」に汚されていない堀北は､ある意味新鮮だった。
過去のVTRコーナーの冒頭で､いつから番組を知っていたかという問いには「最近」と身も蓋もない答え。
さらに､芸人たちの過去の映像には「皆さん大変そうですね」と人ごとのようなコメント。
適当に愛想笑いをすることもなければ､石橋の「家に遊びに行っていい？」という執拗な質問にも､本気でり顔。
ファンにとってはたまらないだろうが､周囲の芸人たちに「NOって言っていいよ」と助け舟を出され､ようやく「NO！」と答えるという素人然としたリアクションだったわけだ。
着実に芸能界の中で大人度に磨きをかけている上戸と､決して芸能界に染まらず､空気も読めない純真な堀北。
どちらがいいというわけではないが､まったく対照的な生き方があるものだ。（古田鉄寿）
「新・食わず嫌い王決定戦SP」には､WBC連覇にひと役買った埼玉西武ライオンズの中島裕之（なかじまひろゆき=26）と上戸彩（うえとあや=23）という豪華な対決が実現。
しかし､この番組での見どころはもうひとつあった。
番組21周年記念として､過去の秘蔵VTRを紹介したコーナーに､堀北真希（ほりきたまき=20）が出演していたのだ。
上戸と堀北は､ともに20代前半の若い世代。
だが､ここで浮き彫りになったのは､彼女たちの「大人度」「芸能人度」の違いだ。
上戸といえば､これまでうかつな「失言」の多さで知られ､武勇伝的な伝説を数多く残してきた女傑。
多数のH発言・正直発言がネット上でやたらと取り上げられていたが､フタをあけてみると､すっかり落ち着いた受け答えばかりだったのだ。
かつての上戸だったら､「ナカジマさん､WBCに出てたんですか〜？」くらいトンでもないことを言いそうなイメージなのに､その気配は見る影もない。
しかも石橋貴明（いしばしたかあき=47）からの男関係に関するツッコミにも､終始無難にコメント。
すっかり「大人力」を身につけてしまっていたのだ。
その一方で､いつまでたっても「芸能界」に汚されていない堀北は､ある意味新鮮だった。
過去のVTRコーナーの冒頭で､いつから番組を知っていたかという問いには「最近」と身も蓋もない答え。
さらに､芸人たちの過去の映像には「皆さん大変そうですね」と人ごとのようなコメント。
適当に愛想笑いをすることもなければ､石橋の「家に遊びに行っていい？」という執拗な質問にも､本気でり顔。
ファンにとってはたまらないだろうが､周囲の芸人たちに「NOって言っていいよ」と助け舟を出され､ようやく「NO！」と答えるという素人然としたリアクションだったわけだ。
着実に芸能界の中で大人度に磨きをかけている上戸と､決して芸能界に染まらず､空気も読めない純真な堀北。
どちらがいいというわけではないが､まったく対照的な生き方があるものだ。（古田鉄寿）
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