鳩山来留夫､｢優勝賞金は政府に｣と早くもM-1優勝宣言!?

鳩山首相そっくり芸人･鳩山来留夫(はとやまくるお=36)が､幸夫人そっくりの鳩山似幸夫人(はとやまにゆき=47)と"電撃結婚"し､新コンビ｢鳩山夫妻｣を結成｡東京都内で開かれた漫才"日本一"決定戦｢M-1グランプリ｣の1回戦に挑戦し､2回戦進出を決めた｡

26日に2回戦進出を決めたのは､エントリー155組のうち32組のみ｡約5倍の狭き門をくぐり抜けた｡

くしくも本家の所信表明と同日となった大舞台に向け､来留夫が用意した"リーサルウェポン"は｢似幸夫人｣｡

その正体はかつて名匠･伊丹十三監督の｢マルサの女2｣のソープ嬢役を演じるなど活躍した女優･中島マリ｡最近では､ものまねタレントとして｢ものまね王座決定戦｣での優勝経験もあり､来留夫よりも存在感もネームバリューも格上だ｡

この日も幸夫人の"金星訪問発言"にちなみ｢金星から帰ってきたの! 金星のマニフェストは0歳から年金支給よ～､オホホ～｣などとボケる似幸に対し､来留夫は｢幸さん!｣と突っ込むだけという､似幸夫人におんぶに抱っこ｡

急造コンビゆえにネタは荒削りだったものの､｢イエス､フォーリンラブ｣をパクッた｢イエス､ユーアイ｣と2人でハートを作るポーズも決め､微妙に笑いは取り､審査員へのアピールに成功した

1回戦の出来栄えを聞かれた似幸夫人は､相方の金色のネクタイをわしづかみにして｢金メダルです!｣と絶叫｡

"妻"にすっかり主役の座を奪われた来留夫だったが｢(優勝賞金)1000万円を取って､財源に苦しむ政府に持っていこうと思う｣と自信を見せた｡(松野)