12/8オンエアで紹介された「健康な胃」と「もたれる胃」の違い詳細公開!!
○「健康な胃」と「もたれる胃」の違いは、どこにあるのか?
8日のオンエアでは、胃が食べ物を消化する様子を、超音波を使ってリアルタイムで映像化するという実験を試みた。
協力者は、健康な胃の持ち主、22歳の会社員Tさんと胃もたれを訴える、45歳の自営業Kさんの2人。
Tさんは食欲旺盛であまりお酒を飲まないのに対し、Kさんは毎晩晩酌を欠かさず、胃もたれから胃薬を手放せないと、2人は対照的な状態だ。

実験では2人にカレーライスを食べてもらい、エコー検査で胃の動きをチェックした。
注目すべきポイントは2つ。

・ぜん動運動の開始時間
・ぜん動運動の強さと回数

健康な胃は、食べ物が胃の中に入ってから2分ほどでぜん動運動が始まり、その収縮は強く、1分間に3回ほどであるという。

2人の胃には、いったいどんな違いがでるのか?

それは、ぜん動運動が開始されるまでの時間に大きく現れた。
Tさんの場合、カレーライスを食べてから2分、標準時間内でぜん動運動が開始。その動きも1分間に3回とまったく正常だった。
一方、Kさんの場合は10分を過ぎてやっとぜん動運動が開始。その後は1分間に3回と、健康なTさんとほぼ同じ回数だったものの、その動きは非常に弱かった。

分析によると、「Kさんの胃は収縮反応が鈍くなり、胃が膨らんだままの状態になっているのが胃もたれの原因だと考えられる」とのこと。
では、なぜKさんは反応の鈍い胃となってしまったのか。
ストレスやタバコなど、胃に悪影を与えるものは多いが、日々の食生活もその大きな要因の1つ。
特に脂っこい食べ物やアルコールの多量摂取は、胃に負担をかけその動きを鈍らせると言われている。
Kさんは日頃からアルコール摂取がかなり多く、以前は脂っこいものを好んで食べ続けていたそうだ。


○脂ものやアルコールはどう胃に影するのか?
では、脂ものやアルコールを多量に摂ると、本当に胃の反応は鈍くなるのか?
まずは「脂ものは胃にどう影するのか」を実験。
協力者は健康な胃を持つ39歳の男性。普通のカレーライスと、そこにバター30gを入れた場合を比較した。
普通のカレーライスの場合、ぜん動運動は食後2分で開始され、1分間に1〜2回の運動を繰り返した。
翌日はバター30gが入ったカレーライスを食べてもらったが、驚くことに食後すぐ、1分も経たないうちにぜん動運動が開始され、運動回数も1分間に3回という前日を上回るものだった。

実は、「適当に脂っこいものがあるのは、必ずしも胃に悪影をあたえるわけではない」という。
今回の実験では、適度な脂は、胃の動きをむしろ活発にしてくれるらしいということがわかった。
ただし、これは胃もたれのある人だと違う結果がでる可能性もあるため、やはり胃もたれのある人には脂ものをおすすめしにくいらしい。

では、アルコールはどうなのか?
協力者は、健康な胃を持つ36歳の男性。
25度のお酒200ccでお刺身を食べた場合と、同量の水で食べた場合を比較
アルコールなしの場合は、食後1分からぜん動運動が開始。
しかし、アルコールありの場合はぜん動運動はなかなか始まらず、15分を経ってやっと開始された。14分も遅く、しかも動く回数と強さは、アルコールなしの場合より随分弱々しかった。

これは、わずかなつまみでたくさんのお酒を一気に、さらに冷たい状態で飲んだため胃壁がマヒし、ぜん動運動を緩慢にしたとのこと。

以上のことから、Kさんの胃もたれはやはり、長年に渡る多量のアルコール摂取が大きな原因であったようだ。
年末年始、どうしてもお酒を飲む機会が増えるだろうが、皆様は以上のことには気をつけて、健康な胃を維持していただきたい。
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