アキバ系ダンサー･R.A.B､オリラジの弟･FISHBOYも驚愕の実力! その正体とは!?

5月31日放送の日本テレビ系『スター☆ドラフト会議』に､異色のブレイクダンサーチーム･R.A.Bが登場する｡

見た目はいわゆる"A-BOY"､東京･秋葉原にいそうな普通の男性だ｡
ひとたび音楽が鳴りスイッチが入ると､まるで別人かのように華麗なステップとアクロバティックな動きを踊ってみせる｡

彼らと"オタク"という志が通じる一部の層以外には殆ど馴染みがなく謎に包まれた部分が多いR.A.B｡
実力の程が気になる方も多いだろうが､テレビ東京系ダンス専門番組『DANCE@TV』でも特集されたプロレベル､歴としたプロダンサーである｡

オリエンタルラジオ･中田敦彦の弟で2009年に世界一の称号を手にしたプロダンサー･FISHBOYは以前『DANCE@TV』の中で秋葉原を訪れ､R.A.Bとの接触を行っていた｡
FISHBOYが噂を聞きつけて訪れたのはとあるオタク系ショップ｡店内にはフィギュアや18禁アニメグッズが所狭しと並ぶ､彼にとっては異質の空間｡
そこでアニメ『らき☆すた』に登場する柊かがみのフィギュアを見つめていた人物こそ､R.A.Bのリーダー･あつきだった｡

フィギュアを見たFISHBOYが｢コレ何?｣と問いかけるとあつきは少しイラついたような顔を浮かべる｡
自分の生き甲斐そのものであるフィギュアを小バカにされたと思ったのだろう｡

R.A.Bと合流しいよいよダンススキルを見せてくれるのかと思いきや辿り着いた場所はメイド喫茶｡
ゲーマー乙女ユニット･水玉おんらいんが待つステージで､彼女たちがアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』使用曲｢God Knows...｣を歌いだすとR.A.Bの面々はフロアでオタ芸を激しく踊りだした｡
｢ハレ晴レユカイ｣が流れだすとオタ芸は一層エスカレート｡FISHBOYは全くついていけない｡

ストリートダンスとはまるでかけ離れた踊りを見せられ､FISHBOYは｢あんたらストリートダンサーでしょ! こんなもんで終わっちゃうですか!?｣と苛立ちを見せリーダー･あつきをビンタ｡
すると彼もFISHBOYに｢わかったよ!｣と言いビンタの仕返し｡いよいよ真の実力を見せつける｡

『天元突破グレンラガン』を代表する名曲｢空色デイズ｣の音に合わせて､全員が日本トップレベルのブレイクダンスを披露｡
世界を制したFISHBOYも思わず｢スゲェーー｣｢すげぇわ｣驚嘆した声を上げR.A.Bのスキルを認め､最後には｢萌え萌えギュン!｣という掛け声で親交を深めていた｡

R.A.Bは､"Real A Boys"を意味し､自分達がオタク文化を心底愛し誇りに思っていることが由来となっている｡
メンバーはATSUKI(あつき)･K-TAN(けーたん)･DRAGON(どらごん)･MARON(まろん)･CHAKA(ちゃか)･MURATOMI(むらとみ)の6人｡

あつきは｢涼宮ハルヒの存在に全てを救われた｣と公言し､けーたんは｢ねんどろいど(2.5頭身ほどのフィギュア)｣収集が趣味だと言い切る｡
まろんは漫画家志望でちゃかはパソゲーヲタ､むらとみに至っては趣味が"テレビでは言えない"とキケンな一面も持つが､勿論皆スキルは一流｡

FISHBOYとR.A.Bがビンタし合った場面はいかにも台本ありきの茶番といった雰囲気だったが､ブレイクダンスのスキルは折り紙付き｡
『スター☆ドラフト会議』でも､ダンサー風B-BOYファッションではなく､あえてA-BOY全開のオタクファッションで登場する｡
だからこそ､自分たち､そしてオタク達への見方を180度変えさせるようなパフォーマンスをカマして欲しいと普段から彼らを応援するファン達も祈っているだろう｡

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