IKKOが「性行為強要でも相手が興奮したら無罪」と主張して炎上、謝罪する事態に!
タレントのIKKOが、11月6日放送のフジテレビ系『バイキング』で、アメリカで俳優として活躍するケビン・スペイシーが26歳の頃、同じくアメリカ人俳優で当時まだ14歳だったアンソニー・ラップに性行為を強要した問題を取り上げた。

およそ30年前、ケビン・スペイシーの自宅で開催されたパーティーに出席したアンソニー・ラップは、寝室に連れ込まれ、男性同士の行為を求められた。アンソニーが一部始終を暴露すると、ケビンは自身のTwitterにて、謝罪の言葉と合わせて、ゲイであることをカミングアウトした。

アメリカで大きな議論となっているこの問題について、いわゆる"オネエキャラ"のIKKOは、「同性好きをカミングアウトするのは勇気がいることでタイミングが難しいんですよ。 (中略) 男の場合は反応しちゃうじゃないですか? 刺激されてなんか興奮しちゃって出たっていうことは、その人は興奮したわけじゃないですか。それは犯罪にはならないですよ。どっちかというと、その人も悪いんですよ」と、襲われた方が射精したら、その人も興奮したのだから、襲った方を責めるべきではないと述べたのだ。

IKKOは同番組内で、「(同性愛者の間では)恋愛だと思ってやっていたことが、それが後々『イタズラをされた』ということになりやすいパターンが一般的にある。これはどうなんですか?ということが聞きたかったんです」と、先程の主張に一部誤解を生む部分があったと補足。
しかしながら、IKKOの意見を汲み取れば、レイプしても相手が性的に興奮したら問題ないと受け取れる。視聴者からは、「有り得ないでしょ」「ものすごい発言!」「さすがにコメンテーターとしてアウト」「IKKOさん正気か!?」など、甚だ信じられないというコメントが殺到した。

数日後、IKKOは『J-CAST NEWS』の取材に対し、「一般的な同等の男性同士での恋愛関係への言及として、誤解を生むような不適切な発言をしてしまったことを謝罪申し上げます。そして、一連の発言やそのことを取り上げた報道を目にして、不快な思いや憤りを感じた皆様にも深く謝罪申し上げます」と謝罪文を送付したという。

やはり、一部視聴者も指摘していた通り、IKKOも似たような経験があるからこそ、思わずこうした発言をしてしまったのではないだろうか。
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