37歳で医者になった僕〜研修医純情物語〜
[第10話]
06/12放送

佐伯教授(松平健)の高校時代の恩師・伊達(竜雷太)が病院で亡くなった。担当医だった下田(八乙女光)は患者の死に非常な責任を感じ苦しむ…

夫の死は、佐伯(松平健)の誤診があったからではないかという伊達の妻・由美恵(田島令子)の訴えに対して、対応した中島医師(鈴木浩介)たちは「検査の拒否による病気の発見の遅れに原因がある」と説明する。

そんななか、下田(八乙女光)が辞表を提出するが、森下医師(田辺誠一)が預かることに…。

祐太(草なぎ剛)も佐伯の誤診を疑っていたが、入院中の恋人・すず(ミムラ)を“人質”にとられたような形になり、二の足を踏んでいた。また、祐太は今まで尊敬していた森下が佐伯を擁護するような態度に出たことに愕然としていた。

下田は由美恵に会っていた。彼は「裁判で佐伯の医療ミスを証言する」と誓うが、由美恵は下田に病院を辞めずに復帰することを望んだ。由美恵は裁判を起こさないことを告げ、下田に「佐伯先生に渡してほしい」と伊達からの手紙を手渡した。

真実のために行動する下田の様子に、心揺るがす祐太だったが、すずの事もあり、どうしても行動を起こすことが出来ずにいた。そんな祐太の葛藤をすずが察し、瑞希(水川あさみ)に「転院したい」と願い出る。

由美恵の言葉の意味をよく考えた下田は、再び病院に復帰する。そんな下田を先輩医師や同期インターンが温かく迎えた。

一方、祐太は森下から「総合内科を患者のための本当の医療の場に
作り替えるつもりだ」と告げられ「佐伯の件は荒立てるな」と圧力をかけられる。そして「紺野先生、俺は医者として自分が向かってるのは、君と同じ場所だと思っている」と森下は祐太を説得するのだった。

医学部長選挙は終了し、佐伯が選ばれた。そのころ森下は、佐伯が末期癌である事実を掴む…。

すずのカルテを見た瑞希は、すずの状態が思わしくなく死亡する確率が高いことに思い悩む。しかし、すずと話をして、彼女の希望である転院の望みを叶えようと決意、先輩医師の叱責をよそに転院の手続きを進めるが…すずの容態が急変する…。

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キャスト
紺野祐太 / 草なぎ剛(くさなぎつよし)
食品メーカーを30歳で辞め、医学部に入り・・・
沢村瑞希 / 水川あさみ(みずかわあさみ)
祐太と同期の研修医。医学部を主席で卒業し・・・
葛城すず / ミムラ(みむら)
祐太の恋人。祐太とは食品メーカーで出会っ・・・
森下和明 / 田辺誠一(たなべせいいち)
腎臓内科の権威。佐伯教授とは距離を置いて・・・
下田健太郎 / 八乙女光(やおとめひかる)
口達者で要領のいい研修医。一見チャラいが・・・

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