ハタチの恋人
[第5話]
11/11放送

井上圭祐(明石家さんま)は虫垂炎の手術のあと、妻の小百合(森下愛子)につきそわれ、幸せをかみしめていた。

一方、圭祐が救急車で病院に運ばれたことを知った沢田ユリ(長澤まさみ)が、慌ててお見舞いに行くと、そこに森山リュウという人物はいなかった。しかし、「井上」という名前で教えられたとおりに部屋にいくと、そこには圭祐の名前があった。圭祐の方は買出しのための病室を出て行った小百合が帰ってきたと思ったら、ユリがいてびっくり。しかし、ユリは意外と元気な圭祐の姿を見て「森山リュウってペンネームだったんですね」と屈託がない。

偶然にもユリと小百合は出会うことなく、小百合は大阪に帰ることになった。そんな圭祐の病室に、ユリは甲斐甲斐しくも毎日お見舞いにやってくる。河村由紀夫(塚本高史)は、ユリのことを心配するが、ユリは「関係ない」と言い放つ。そして由紀夫は鈴木風太(市村正親)に「50歳の男と20歳の女の恋愛は成立するか」と相談をする。風太は「幸せすぎてこわい」という圭祐との間にはさまれてしまう。

後日、由紀夫は圭祐が入院している病院にやってきた。圭祐の病室には、すでにユリがお見舞いにきていた。そんな圭祐の病室に入ろうとする由紀夫を、スーツを着た男が制した。その男は、東京の会議の席でいつも隣になるINF東京の社員だった(福井博章)。ユリのことを圭祐の彼女だと完璧に誤解し、尊敬するとまで言ったその男に、由紀夫は圭祐のことを「あの人、森山リュウですよね」と確認する。

一方、圭祐は「退院したら全快祝いにおいしいものでも食べにいこう」とユリを誘う。その帰り、由紀夫がユリを待っていた。最終試験の課題ができたかどうか確認にきたのだ。そして、その課題を手伝いながら、由紀夫は「あの人、おかしくない? 実は作家なんじゃないんじゃないか」とユリに注意をする。しかし、ユリは「先生のおかげで最終面接までこれたのに、どうしてそういうこというの? 由紀夫ちゃんは私のいったい何!」と突っぱねる。そんなユリを由紀夫は抱きしめようとする。ユリは傷つき、「もう二度とこないで」というのだった。
そして、最終面接の日。試験を終えた報告に行くと、圭祐はすでに退院していた。大阪から家族中で迎えにきたのだった。

しかし、ユリは最終面接に落ちてしまった。そんなことを知らない圭祐は、ユリを約束通り、食事に誘う。
乾杯を終え、圭祐は就職がどうだったか切り出す。すると、「ダメでした。いろいろしていただいたのにすみません」と謝るユリ。ユリは面接官から「森山リュウ先生のお口添えもあったんですが」と聞いていたのだ。一生懸命励まそうと陽気にふるまう圭祐だったが、逆にユリはどんどん落ち込み、「先生みたいな人に私の気持ちなんてわかるわけない」といい、「あんなお情けみたいなこと、されたくなかったです。私のこともう放っておいてください」と言い返し、店を飛び出す。
圭祐は風太に電話をし、ことの次第を知るのだった。
そのままあてどなく歩いていると、少し先のところに、ユリの姿があった。泣き顔のまま「あんなこと言ってごめんなさい」というユリを、圭祐は思わず抱きしめ、「泣きたいときは泣いたらいい。一人で頑張ろうとしなくていい」と言うのだった。
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キャスト
井上圭祐(いのうえけいすけ) / 明石家さんま(あかしやさんま)
明るさだけが取り柄の平凡なサラリーマン。・・・
沢田ユリ(さわだゆり) / 長澤まさみ(ながさわまさみ)
グラフィックデザイナーになることを夢見て・・・
河村由紀夫(かわむらゆきお) / 塚本高史(つかもとたかし)
数年前に大学を中退したが、カメラマンを目・・・
ユリの母 / 小泉今日子(小泉今日子)
ユリ(長澤まさみ)の母。実家で美容院を個・・・
鈴木風太(森山リュウ) / 市村正親(いちむらまさちか)
森山リュウというペンネームで活躍するベス・・・
コンビニ店員 / 恵俊彰(めぐみとしあき)
ユリ(長澤まさみ)が通うコンビニエンスス・・・

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