イノセント・ラヴ第2話あらすじ完全版

イノセント・ラヴ

[第2話]

10/27放送

佳音（堀北真希）は木製のグランドピアノをあしらったオルゴールを、殉也（北川悠仁）の家の玄関前に置いて帰る。殉也へのクリスマスプレゼントのつもりだった。
翌日、オルゴールに気がついた殉也。美月（香椎由宇）にその事を話すと、「聖歌隊の子からプレゼントじゃないかしらテだね」と笑う。

来週は聖歌隊の“慰問コンサートの日”がある。殉也は「自分の留守中、聖花（内田有紀）を見ていてもらいたい」と昴（成宮寛貴）に頼んだ。
昴が「聖花がキレイなままなのは、殉也に愛されているからだ」と言うと、殉也は「体はここにあるけれど、心はここにないとしたら――よくわからなくなる」と不安な気持ちを漏らす。

慰問コンサートの楽譜を持って美月が殉也の家に来る。楽譜を渡して帰ろうとすると「俺も帰る」と言って、殉也の家から昴が出てくる。
帰り道で美月は、昴に聖花のことを質問する。
「聖花は優しくもないし、誠実でもない。でも、殉也は彼女が好きだった」と昴は美月にそう話した。
昴と別れた後、美月は教会に立ち寄り、神父（内藤剛志）に懺悔をする。
「私は、ある人の死を強く願ってしまいました」と…。

少年刑務所にいる佳音の兄・耀司（福士誠治）のところに、雑誌記者・池田（豊原功補）が訪ねて来る。
そして耀司に対して、「事件の真相を知りたい」と話す。「妹さんにも会ってきたと･･･」。
しかし耀司は無罪を主張し、「事件の夜、既に両親は殺されていた。灯油を撒いて火をつけたのは佳音に見せたくなかったから」と答えただけであった。

一方、佳音が清掃の仕事を終えて駅の改札を抜けると、偶然殉也を見つける。
思わず後を追いかけてしまった佳音。
殉也の落としたハンカチを拾った佳音は、翌日、それを殉也の家へ届けようとやってくる。
殉也の家には清掃婦の春江（宮崎美子）が掃除に来ていたが、携帯電話で話しながら家を出て行く。
佳音は春江が出かけるところを見届けると、迷いながらも家の中へと入っていった。
2階で物音がしたので２階へと上がると、聖花の部屋から昴が出てくる。
そこへ殉也も帰ってくる。昴は佳音の腕を掴み、「警察を呼ぼう」と殉也に話す。
佳音は昴の手を振りほどくと外に逃げ出した。
ところがそんなひと騒動の後、殉也たちは植物状態の聖花の口元に笑みが浮かんでいるのに気づく。

翌日、耀司の面会に長野少年刑務所へ行くが、兄は「風邪を引いている」と言って面会場に現れなかった。
その帰り、佳音の携帯電話に昴から電話が入った。
「殉也の代理」と話す昴は、「これから週一で殉也の家を掃除してほしい」と、佳音に依頼してきたのだ。
佳音は驚きながらも喜んだ。

殉也や昴は、「聖花に反応があったのは佳音が家に来たからでなはいか」殉也や昴はそう考えていたのだ。

佳音の前に再び池田が現れる。
池田は「耀司に会ったこと」「冤罪の可能性もあると思う」「お兄さんを助けたい」と、警戒する佳音に話しかける。
「兄を助けてくれるのか」佳音の言葉に「事実を暴くのが記者の仕事」と答える池田。
夜、佳音は耀司への手紙に「池田さんという記者と会って、話をした」と書いて投函した。

ある日、殉也の留守中に家にやってきた昴は神妙な顔をして聖花を見つめていたが、次の瞬間に彼女のチューブを外そうとする。
しかしその時、殉也が帰ってきた。昴は慌てて聖花から離れる…。

一方、昴から「殉也はひとりぼっちなんだ。よろしく」といわれた佳音は、サンドイッチを持って殉也の家を訪れる。
チャイムを押そうとすると、家の中からピアノの音が･･･。
佳音が窓のほうを見ると、そこには殉也と聖花が寄り添い合っていた。
思わず持っていたサンドイッチを落とす、佳音･･･。

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