結婚しない
[第9話]
12/06放送

純平(玉木宏)は千春(菅野美穂)に見せたくて“野バラ”の絵を描く。野バラは、千春が「見たい」と言った花なのだ。純平は完成した絵と花束を持って千春を訪ねるが、その時、千明と高原(徳重聡)がキスする現場を目撃してしまう。純平は千春と会うことなく引き返してしまった。

帰宅した千春は高原に告白されたことを春子に話した。

翌日、出勤すると、上司から「契約打ち切り」を宣告される。ショックを受ける千春に、高原は親身になってくれた。高原の気持ちを嬉しく思う千春だったが、「大丈夫です。ひとりで頑張ってみます」と言い「まずはハローワークに行ってみる」と話した。そんな千春に高原は「大切な人のためだったら何でもするよ」と優しく言葉を掛けてくれた。

瑞希(伊藤歩)が純平を伴い、千春が勤める代理店を訪ねて来る。「パリのホテルを一緒に選んでもらおう」と来店したのだ。そこで純平の絵が完成した事を聞き、千春は「おめでとう」と声をかけた。

しかしそこで千春が“結婚退職するかも”という話を聞いた純平は動揺しまくる。

一方、春子は“個人”とし谷川教授(小市慢太郎)の実家の庭のデザインをすることを決める。しかし「打ち合わせをしよう」と約束した時間になっても、谷川が姿を現さなかった。

仕事が終わり帰宅した千春だったが、春子に「契約打ち切り」の話は言い出せなかった。

翌日、春子は谷川に電話をするが、留守電のままだった。入れ違いで掛かってきた電話は「ポインセチアの大量注文」だった。

春子自らが谷川の家に花を届けると、門扉には忌引きの紙が…。昨日、谷川の母が亡くなったのだった。谷川は母の好きだったポインセチア。遺書にも「ポインセチアの花束で送って欲しい」という。谷川は「を祭壇に飾る」と春子に話した。

「それまで他人だった2人が、ある日共に生きていこうと誓い、それから半世紀もの月日が流れ、どちらかが先にいなくなり、やがて自分もこの世から去る。その最期のときまで、一番大切に思う相手の幸せを祈る」谷川が春子に言った。


一方、春子は転職先を探すため、ハローワークに向かう。しかし、“35歳無資格者”が就職先を探すのが本当に難しいことを実感する。

純平は、瑞希と一緒にパリへ行くため、来週店をやめることを春子に伝える。その時、純平が描いた野バラの絵を見て、春子は“純平の気持ち”に気づいた。野バラは千春が「見たい」と言っていた花だったからだ。

「野バラ」の絵を純平は瑞希に見せようとしなかった。不審に思う瑞希だったが深く追求しないまま、純平を食事に誘う。瑞希の誘いにOKする純平…しかしその様子を千春が見ていた。千春は純平たちに声をかけることなく帰宅する。

帰宅した千春を春子は「このままでいいのか」と問い詰める。しかし千春は笑って「もういいんです」と言う。そして高原との結婚退職を仄めかした。春子は「千春が一番大切に思っているのは工藤君でしょう?」と問うが、「私じゃ純平君の事、しあわせに出来ない」と言うのだった。

千春は「結婚しないなんて強がって素直じゃないのは、春子さんじゃないですか」と思わず口走ってしまう。そんな千春の頬を春子は打った。そして「それが私の生き方なの。私はちゃんと自分で決めて選んでいる。いつも周りに流されて、誰かに寄り掛かってきた千春とは違う」と言い「今みたいに開き直った千春に居候を許したわけではない。」と言い放つ。


千春は荷物をまとめて春子の家を出て行くことに…。春子の家を飛び出したものの行くあてもない千春。そんな時に、高原から電話が…。

駆けつけた高原に、「私なんか駄目です」という千春。そんな千春を高原は「俺が居場所になるよ」と抱きしめた。

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キャスト
田中千春 / 菅野美穂(かんのみほ)
旅行代理店に契約社員として務めている、彼・・・
桐島春子 / 天海祐希(あまみゆうき)
才能ある造園プランナーで、公園や邸宅の庭・・・
工藤純平 / 玉木宏(たまきひろし)
フラワーショップのアルバイト店員。心優し・・・
佐倉麻衣 / 三吉彩花(みよしあやか)
橘陽一郎 / 青柳翔(あおやぎしょう)
鈴村真里子 / 福田彩乃(ふくだあやの)
田中(橘)千夏 / 中村ゆり(なかむらゆり)
田中紀子 / 市毛良枝(いちげよしえ)

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