大奥～誕生有功・家光篇第8話あらすじ完全版

大奥～誕生有功・家光篇

[第8話]

11/30放送

有功（堺雅人）は春日局（麻生祐未）や赤面疱瘡に感染したお楽（窪田正孝）らの看病を始めた。
お玉（田中聖）からなぜ春日局の看病などするのかと聞かれた有功は自分でも分からないという。
だが、自分が誰かの役に立つことはうれしいというのだった。

春日局は自分は大丈夫だからお楽に付いていてほしいと言う。
だが、お楽は最後にもう一度、家光（多部未華子）に会いたかったと言うと、息を引き取った。

有功は家光にお楽の方の死を報告。
家光は春日の容態を気にし、薬断ちなどしていないだろうなと尋ねる。
だが、有功が確かめると、春日局は薬を飲んでいなかった。
春日局は薬など飲んだところで、もう自分は長くないと言うのだ。

その夜、家光は寝室にやってきたお玉の前で、春日局のことを心配していた。
お玉が意外に思っていると、家光は春日局がいなければ、父は将軍になれなかったと言う。
そして、父が将軍になれずに死んでいれば、自分も生まれていなかったというのだ。
家光は自分の生まれたことに意味があるのか、果たすべき役割があるのか確かめたいという。

赤面疱瘡の勢いは止まらず、稲葉家の家督を継いだばかりの正則（西山潤）も死亡。
雪（南沢奈央）は家を救うため、娘の野乃（山本舞香）に男装させて家督を継がせることにした。

一方、春日局は村瀬（尾美としのり）を病床に呼び出した。
これまでしてきた大奥での出来事の覚え書きを自分の死後も続けるようにと命じる。
さらに、彼女は有功に土下座すると、家光や大奥のことを頼むと言うのだった。

その後、眠りに就いた春日局が目覚めると、枕元に稲葉と家光がいた。
そして、お別れの時が来たとつぶやくと、静かに息を引き取る。

それからしばらくしたある日、諸大名が江戸城へ集められる。
すると、彼らの前に現れた家光は、正式に三代将軍・家光を名乗ると宣言するのだった。

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