大切なことはすべて君が教えてくれた第1話あらすじ完全版

大切なことはすべて君が教えてくれた

[第1話]

01/17放送

私立明稜学園高等学校の英語教師・上村夏実（戸田恵梨香）と同僚の生物教師・柏木修二（三浦春馬）は周囲が後任のカップル。結婚の準備も進んでいて、公私共に充実した日々を過ごしていた。

そんなある日、修二が自室の部屋で目覚めると隣に見知らぬ若い女性が裸で寝ていた。その日は学校の始業式の日。遅刻するわけにはいかない。修二は惑いながらも女性に部屋の鍵を渡すと、慌てて部屋を出た。

その日、修二が担任をしているクラスの佐伯ひかり(武井咲)と園田望未(剛力彩芽)がまだ登校していなかった。やがて遅れてやってきたひかり。その後、始業式が体育館で行われるために生徒たちは移動を始めた。ひかりはクラスの生徒がいなくなるのを見計らって修二のそばに近づくと、鍵を見せた。それは修二の部屋の鍵だった…。

放課後、ひかりは定期的な治療のため病院へ行った。そこで仲のいい看護師・水谷亜弥（内田有紀）に「私、セックスしたの」と告白する。亜弥はいずれそんな日が来ると思っていたと言うと一緒に喜んでくれた。

それからというもの、修二はひかりに普通に接していたが、やはりどこかぎこちなさは残っていた。

ある日、ひかりがトイレで薬を飲んでいると、突然、めまいを起す。そこに駆けつけたのが夏実だった。夏実に支えられながらひかりの教室まで歩く2人。そのとき夏実はひかりにティッシュに来るんだサクラの花びらを見せて言った。「いい思い出はすぐに消えてしまうので、何かあってもすぐに思いだせるように形にして残しておこうと思って…」と。それを聞いたひかりは、修二との思い出かと尋ねた。

それから暫くして、クラスの保護者から「性教育」について生徒たちに指導してほしいという申し出があり、修二は夏実との関係も話題に出しつつ、性について話をした。修二は「僕らは互いに変わりあって良かったと思っている」と言ったとき、ひかりと目が合い、目を伏せた。

放課後、修二が帰ろうとすると、ひかりが近寄ってきて「先生は私と寝て変わった？」と尋ねた。そして「私は変わったよ。先生が　変えたんだよ」と言うのだった。

その後、ひかりは夏実が顧問をしているバスケ部の「部員募集」のポスターをはがした。夏実が貼ったポスターだ。そこに舞い落ちてきたサクラの花びらも足で踏みにじった…。

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