ヤマトナデシコ七変化第1話あらすじ完全版

ヤマトナデシコ七変化

[第1話]

01/15放送

アルバイトで皿洗いをしていた高野恭平（亀梨和也）。店長（♂）のお尻を触るなどのセクハラにはギリギリ堪えたものの、店にやってきた恭平の追っかけの女子高生たちがウエイトレスのマリ（星野亜希）に対してひどい態度をとったことに、我慢していた恭平の怒りは爆発！　女子高生が座っていた席のテーブルを一撃でぶち壊すと、怒り出した店長の頬を平手打ちにして、アルバイトをクビになってしまう。

恭平の整った容姿は、男女関わらず、うっとりするような整った容姿をもった恭平。誰もがうらやむ美男子だったが、他の人にはなかなか分かってもらえない、“美男子”ゆえの悩みを抱えていた…。

バイトをクビになり、恭平はたちまち下宿代を払えなくなる。

恭平が暮す下宿先は、「下宿人がイケメン揃い」という噂で、若い女の子の間では有名だった。下宿人は男子4人。思わず守りたくなってしまうような、かわいい系男子・遠山雪之丞（手越祐也）、憂いを感じる美青年・織田武長（内博貴）、日本中にファンがいるといわれるほど女好き・森井蘭丸（宮尾俊太郎）、そして恭平だ。そのほかに、下宿の女主人・中原美音（高島礼子）の一人息子・タケル（加藤清史郎）も一緒に住んでいた。当の女主人は、セレブなダーリンを追い求めて、今は国際線の中にいた。

下宿先にテレビ電話をかけてきた美音は、下宿人たちに「すぐに下宿先を出て行くか、または、ある条件を受け入れるか」を選択するように告げた。そのある条件とは、姪・スナコ（大政絢）をレディーにすること。さらに、「もしスナコをレディーにすることができたら下宿代をタダにする」というのだ。

美音の「下宿代タダ」という言葉に、張り切る下宿人の4人。
ところが、彼らの前に現れたのは、“貞子”を彷彿させるようなホラーチックな少女だった。
髪の毛で顔を隠し、骸骨やホラーをこよなく愛するスナコ。
タケル以外とは全く喋ろうとしないうえ、スナコの周りでは心霊現象が起こるという、不気味な女の子だった！

スナコに恐怖を感じながらも、なんとかレディーにするために打ち解けようとする4人だったが、スナコはウジウジと引きこもるばかり。

ついには強引におびき出して、椅子にロープで縛りつけてしまった。それでもウジウジと後ろ向きなことばかり言うスナコに、短気な恭平はついにキレてしまう。髪の毛で顔が見えないスナコを「ブスナコ！」とけなしてしまった。

自分を「ブス」と言われたスナコは、とつぜん大声を上げる。すると、スナコを縛ってあったロープがブチブチと切れてしまったのだ！　どうやら「ブス」という言葉を聞くと、脅威のパワーが出るらしい…。

それから数日したある日、突然、スナコが下宿先の洋館から行方不明になる。蘭丸の彼女たちによる情報網によると、若い女性がスナコをタクシーに乗せて空港に向かい、飛行機で北海道へ行ったらしいのだ！

「下宿代タダ」がかかっている恭平とタケルは、スナコを追って北海道へと向かう。

蘭丸の情報をメールで確認しながらスナコを捜索する恭平とタケルは、そこで雪女（小林涼子）という女性に出会い、半ば強引に彼女の家へと連れて行かれる。するとそこにスナコがいたのだ！

じつはスナコと雪女は親友だったのだ！

話をしていくうちに、恭平は、雪女が恋人だと信じ込んでいる男・マサオ（内田朝陽）に金を貢いでいることに気づく。しかし恭平は雪女に警告するが、雪女は全く信じようとしない。

マサオは、今、東京でホストをしているらしい。そこで恭平は雪女を下宿先に連れて行くと、雪之丞・武長・蘭丸と共に、はマサオの正体を雪女に見せるのだった。

ショックを受ける雪女…。

そこで恭平・雪之丞・武長・蘭丸は、雪女が貢いだ金を男から奪い返す計画たてた。

計画は順調に進んでいたが、雪女の恋心から計画が破綻、雪女は監禁され、恭平もマサオとホストたちの手の内に捕らえられてしまう。

それを見た雪之丞・武長・蘭丸が、恭平たちを助け出すために、マサオのホストクラブ乗り込もうとすると、スナコも親友・雪女のために「一緒に行く」と言い出す。しかしお化けのような姿では、ホストクラブに連れて行くことはできない…。

するとスナコは決意をして、「きれいな女にしてほしい！」と頼んだ。

下宿先に戻って蘭丸たちは、スナコにメイクを施す。するとスナコは見違えるほど可憐で美しい女性に変身するのだった!!　

スナコはブスではなく、元は美人だったのだ！

スナコを先頭に女装した雪之丞・武長・蘭丸は、客として堂々と正面からホスト倶楽部へ乗り込んだ。恭平と雪女を奪還する計画は順調に進んでいるようにみえたが、マサオに魂胆を見破られ、今度は全員が捕まってしまう。マサオは怒り、恭平たちを殺すことをほのめかした…。

マサオがその場を離れた隙に、恭平はスナコに「あのときのパワーを出すよう」言うが、スナコは「できない」と言って、試してみようともしない。そこで恭平は、あの時のようにスナコに向かって「ブスナコ、ブスナコ！」と罵った。

するとスナコは一瞬のうちに全員の縄を切ってしまった！

今のスナコは誰も止められない！　恭平とスナコは、あっという間にマサオを追い詰める。
雪女は、今度こそこの男との決別することを誓うのだった。

雪女は北海道へと帰っていった…。

その頃、マリは自室でコーヒーショップに忘れた恭平のジャケットをそっと抱きしめていた。
彼女の部屋には…様々な場所で隠し撮りしたと思われる恭平の写真が、部屋中に貼り付けられていた…。

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