ヤマトナデシコ七変化第9話あらすじ完全版

ヤマトナデシコ七変化

[第9話]

03/12放送

「産むんじゃなかった」母・亜紀（麻生祐未）から言われた恭平（亀梨和也）の心は傷いた。周囲を心配させまいと“いつも通り”を振舞うが、雪之丞（手越祐也）や武長（内博貴）は「何かあった」と感じていた。事情を知っているスナコ（大政絢）は恭平が心配で仕方ない。

一方、“いいなづけ”として訪ねてきた珠緒（浅見れいな）に困っていた蘭丸（宮尾俊太郎）は、自分がどんな男なのかを力説し諦めてもらおうとするが全然効果がない。

そんな時、海外に行っていた美音（高島礼子）とタケル（加藤清史郎）が帰ってきた。蘭丸はとっさに、2人を「内縁の妻と息子」と珠緒に紹介してしまう。

そんななか、蘭丸の様子がおかしい。「あいたかったよ　ハニー」と言うと、夫・篤しか知らないことを話しはじめる。美音とタケルは蘭丸に“篤”を感じ、とても懐かしみ喜んだ。

恭平のことを心配していた武長と雪之丞はスナコを問い詰める。「許してくださーい」と逃げ回るスナコ。そこにやってきた恭平は、武長と雪之丞に自分の気持ちを話した。

そこに蘭丸もやってくる。これまでのことは、すべて珠緒に諦めてもらうための芝居だと告白する蘭丸。ところが美音とタケルがあまりに喜ぶものだから、本当のことが言えなくなったらしい。蘭丸は言えないまま“篤のフリ”を続けていた。そんな蘭丸の気持ちにも少しずつ変化が…。

蘭丸は下宿に戻ってきた珠緒に、人を思う気持ちを信じてみたくなったことを伝えると、「結婚はまだ納得いかないけれど、君と本気でつきってみたい」と告白。珠緒は笑顔で頷くのだった。

一方、恭平と恭平の母親のことを心配するスナコに、恭平は「もう放っておいてくれ」と言い、酷い言葉を吐いてしまう。それでもスナコに背中を押されるように、恭平は母親の入院している病院を訪ねると、素直な気持ちを母親に伝えるのだった。息子の温かい気持ちに触れた母親も心を解していく。そして恭平、母親、父親の家族3人“元気の出る丘”で想い出のエビフライを食べる約束をした…。

下宿に帰える途中からスナコに謝る練習をする恭平。ところがスナコの部屋に行くと、そこはすっかりと片付けられていて、スナコの姿はない。

「スナコちゃん、北海道に帰ったから」美音の言葉を聞いて、恭平は外へ飛び出した…。

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