ヤマトナデシコ七変化
[第8話]
03/05放送

同窓会で過去の自分と対峙したスナコ(大政絢)。
そんなスナコを見て、自分も過去と向き合う決意をする恭平(亀梨和也)は、スナコに“ある場所”に一緒に行ってほしいと頼む。
そのとき玄関のブザーが鳴った。
玄関に現れたのは、蘭丸(宮尾俊太郎)の婚約者を名乗る珠緒だった…。

二人の婚約は親同士が勝手に決めたもの。政略結婚らしい。
蘭丸が好きな女性の条件は、「エロい」「遊んでいる」「あとくされがない」こと。
しかし珠子は蘭丸の理想の女性とは間逆。純粋な、箱入り娘のお嬢さんだった。

二人の結婚計画が親同士の間で現在も進行していることを知った蘭丸は大慌て。親に連絡を取るがまったく相手にしてもらえない。

話を聞いてみると、政略結婚はさておいて、珠緒は初めて出会ったときから蘭丸のことが好きだったそうだ。今まで、蘭丸のことを一途に想っていたと珠緒は告白する…。「ほんとは自分なんか蘭丸に相応しくないと思いながらも、形だけでもいいから、少しでも長くつながっていたい」と健気な珠緒。そんな珠緒を雪之丞(手越祐也)や、武長(内博貴)たちは同情するが、蘭丸は、「自分しか愛せない男だから結婚はできない」と言い、蘭丸と向き合おうとしない。

蘭丸は、珠緒との婚約を破談しようと画策していた。実は蘭丸には、女の人を愛せなくなった理由があった。昔、大好きだった彼女との仲を親に引き裂かれ、彼女にも裏切られた経験がトラウマになっていたのだ…。

一方、恭平はスナコを連れて“ある丘”へと出かけた。そこは恭平と母親の思い出の場所“勇気のでる丘”だった。昔、家にいられなくなったときに母と一緒に家を抜け出してやってきた場所で、“勇気の出る丘”と名づけたのも恭平の母だったそうだ。この丘で母と一緒に空を見上げてビフライを食べると、恭平は生きる勇気が湧いてきたのだという…。

母親に辛くあたられて、今まで家族のことに触れないようにしていた恭平。しかしスナコのおかげで「ようやく過去の自分にケリをつける勇気が持てた」と恭平は言った。
恭平は自分の過去と向き合うため、家族と会う決意ことをした。

一足先に下宿に帰ったスナコは、美音(高島礼子)から恭平の過去について話を聞いていた。美形でいつも恭平の周囲には女の子が押し寄せていた。それで母親は心を病んでしまい、恭平に辛くあたったのだという。どんな人にも、悩みはあるものなのだ…。

勇気を出して実家を訪ねた恭平を、母は緊張しつつも優しく迎えてくれた。母親は辛く当たったことを謝った。そこにたまたま単身赴任先から帰宅した父親。3人は、今度、一緒に食事をする約束をする。

下宿に戻った恭平は上機嫌だ。その様子を見たスナコはホッとする。
今度3人で食事に行く約束をしたそうだが「また迷惑をかけてしまったらと思うと怖くなる」という恭平。
そこでスナコは、下宿に両親を招待して、想い出のエビフライを食べることを提案する。
その話に乗った恭平。スナコに教わって、おいしいエビフライを作る練習を始めた。

一方、蘭丸と珠緒は、とりあえずお付き合いを始めてみることにする。

約束の日。
恭平の母親が下宿を訪ねてきた。父親は少し遅れるという…。
「家族水いらずで、ごゆっくり…」と下宿人たちはみんな外出していく。

恭平お手製のエビフライの登場に喜んだ母だったが、恭平が過去の思い出話を始めると様子が急変。恭平が「想い出の丘」を口にした途端にパニックを起こしてしまった。床に倒れた母親に恭平が手を差し伸べると、母親はその手を払いのけ「産まなきゃよかった!」と叫び続ける…。

その後、父親に電話をした恭平は、「もうお母さんとは会わないでほしい」と言われてしまう。「わかった」という恭平に、「すまない」という父親…。

電話を切った後、恭平は暴れるように、その場に泣き崩れた。
それから眠っている母の様子を見に行くと、再び涙を流すのだった…。

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01/22 第2話


01/15 第1話

キャスト
高野恭平 / 亀梨和也(かめなしかずや)
美男子だがケンカ最強の乱暴者。
無愛想で粗雑な短気人間。
中原スナコ / 大政絢(おおまさあや)
ブスだというコンプレックスから女を捨て、顔を隠し、暗闇でひっそり孤独に生きているホラー少女。
ある出来事がきっかけで閉じこもってしまった。
遠山雪之丞 / 手越祐也(てごしゆうや)
女の子と間違われるほどのかわいらしい美男子。
笑顔満点のムードメーカー。
織田武長 / 内博貴(うちひろき)
冷静。文武両道のクールな人。

森井蘭丸 / 宮尾俊太郎(みやおしゅんたろう)
三度のメシより女好きの女たらし。
ナルシスト。
中原美音 / 高島礼子(たかしまれいこ)
下宿の女主人。
恋愛至上主義者。
中原タケル / 加藤清史郎(かとうせいしろう)
中原美音の息子。
心優しい子。

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