全開ガール
[第4話]
08/01放送

若葉(新垣結衣)は新堂響一(平山浩行)と付き合うことに決めた。
それは草太(錦戸亮)とのキスの記憶を消すためでもあった。

ある日、若葉は佐間男(荒川良々)たちから響一のことを聞かれた。
彼女は草太を意識しながら、一緒に夢を描ける相手だと説明する。
その夜、草太は、長年使っていなかったシェフナイフを研ぎ始めていた。

翌日、響一とレストランで食事をしていた若葉は前菜の美味しさに驚く。
すると、響一はそのことをシェフに伝えたほうがいいと言う。
やがて、シェフとともに現れたのは草太だった。
シェフは手伝いで呼ばれたという草太のことを才能ある料理人だと賞賛した。
響一は若葉にこの店で働けるのはもちろん、前菜を任されるのは腕を見込まれた証拠だと言う。
それほど才能のある草太が、なぜレストランを辞めたのか若葉に気になる。

数日後、若葉は草太に、シェフになる夢をあきらめた理由を尋ねる。
フレンチの世界は厳しく、子育てとの両立が難しいからと答える草太に若葉は納得しない。
子どもを理由にして逃げているだけだと言う若葉に、草太は猛反論。
挫折を知らない若葉に何が分かるのかと言い、若葉と衝突してしまう。
そんな二人の会話を聞いていたビー太郎(高木星来)は草太に、自分のせいで夢をあきらめたのかと聞く。

やがて、草太はレストランで修行しないかとオファーを受け、それに応じる。
だが、草太が厨房で働いていると、ビー太郎がいなくなったと連絡が入った。
迷った草太だったが、シェフに頭を下げ、店を飛び出していく。

同じく連絡を受けた若葉は、前の晩に自分が草太に話したことが原因かと動揺。
やがて、ビー太郎が若葉のアパートの前に座っているのが見つかる。
声を掛けた若葉にビー太郎は手の中のダンゴ虫を差し出した。
ビー太郎は若葉が草太をダンゴ虫と呼んでいることを知っていたのだ。
ビー太郎は若葉にダンゴ虫はダメな虫ではなく、地中の分解の役に立つ虫だと言う。
そのことを若葉に知ってもらおうとして、ダンゴ虫を探していたというのだ。

草太は若葉たちに、迷惑をかけたお礼に料理を作ると告げる。
だが、若葉はレストランの修行は辞めたという草太のことが納得いかない。
草太は自分の一番大切なものは金や地位ではなく、ビー太郎だと言う。
だが、若葉は金がなくては幸せになれないと反論し、その場を去ろうとした。

彼女を追いかけようとした草太の腕を、そよ子(蓮佛美沙子)がつかむ。
そして、そよ子は草太に自分と付き合ってほしいと告白した。
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07/25 第3話


07/18 第2話


07/11 第1話

キャスト
鮎川若葉 / 新垣結衣(あらがきゆい)
野心家な新人弁護士で、世界を股にかける国際弁護士を目指すキャリアガール。
上昇志向に燃えていたが、法律事務所所長・桜川からは5歳になる女の子・日向の世話を任されてしまう。
山田草太 / 錦戸亮(にしきどりょう)
お人好しで騙されやすい、人情家の料理人。
離婚後、定食屋で働きながら何故かマンションの隣に住むシングルマザーの息子・ビー太郎をひとりで育てている。
桜川昇子 / 薬師丸ひろ子(やくしまるひろこ)
若葉の勤める法律事務所の所長。若葉に5歳の娘・日向の世話を任せる。
新堂響一 / 平山浩行(ひらやまひろゆき)
弁護士。
汐田そよ子 / 蓮佛美沙子(れんぶつみさこ)
昇子の秘書。

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