楽天､来季監督候補に星野仙一氏が浮上!? 球団は長期戦も覚悟!!

楽天は今季最終戦となった西武戦後に､マーティー･ブラウン監督解任を発表した｡

昨季2位と躍進をみせた楽天だったが､今季は1度も勝率5割に届かないまま4年ぶりに最下位に低迷｡

米田球団代表は､
｢若手や中継ぎの育成という功績を残した｡ただ､結果がすべて｣(スポニチアネックスより)
と契約を1年残しての電撃解任となった理由を説明した｡

現時点で後任は未定だが､同代表は､
｢最下位から一転して優勝を狙えるチームにできる方にお願いしたい｣(同)
と理想像を語った｡

ブラウン監督の自主性を重んじるメジャー流の指導で､米田代表がいうように若手がのびのびとプレーし成長したのは事実｡
しかし一方で､
｢ベンチに緊張感がない｣(同)
と関係者の間でささやかれていた｡

そんなゆるんだチームを引き締めるため､後任候補最有力として名前が挙がっているのが､阪神･星野仙一シニアディレクター(SD)だ｡

熱血指導で知られる星野SDは､中日監督を退任した直後の2002年に阪神監督に就任｡
野村前監督時代の3年連続最下位からチームを再建し､翌年には18年ぶりのリーグ優勝に導いた実績を持つ｡

星野SDはこの報道に､
｢そんな話は来とらんけど､オレもまだ忘れられてないということかな｡ありがたいことや｣(同)
とコメント｡
現場復帰に前向きな姿勢を示した｡

10月7日からKスタ宮城で始まる秋季練習は暫定措置として佐藤投手コーチが指揮を執ることが決まり､球団は長期戦も覚悟｡

｢弱いチームを勝たせるのが男のロマン｣と語る星野SD｡
今後の動向に注目が集まりそうだ｡

(2010年9月30日)

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