楽天､星野仙一氏に異例の就任条件提示へ!? 交渉は7日にもスタートか

楽天が阪神･星野仙一シニアディレクターに来季の監督就任を要請することがわかった｡

楽天･三木谷浩史会長が4日に大阪市内で阪神･坂井信也オーナーと会談し､星野氏と正式に交渉を進める意向を伝えたという｡

両チームのトップ会談から一夜明けたこの日､楽天･米田球団代表は､
｢トップ会談?分からない｡交渉は進んでいる?ノーコメント｡何も答えられない｣(サンケイスポーツより)
と険しい表情でコメント｡
また､東京･品川区の楽天本社で業務に関する記者会見に臨んだ三木谷球団会長も報道陣からの問いかけに応じることはなかった｡

すでに阪神側は星野氏の意向を尊重する考えを示しているだけに､楽天側は不用意な発言を控えたかったものとみられる｡

楽天は阪神監督時代に大型トレードや金本知憲､下柳剛などの主力級を独自ルートで獲得した星野氏の手腕を高く評価しており､就任条件としては異例となる編成を含めたGM的権限を提示する意向｡
さらに､チームの体質を改善させ､星野イズムを浸透させるため､最低でも3年程度となる大型契約も検討しているという｡

本格的な交渉は7日､阪神の最終戦終了後にも始まる予定｡
チーム再建へ､楽天が全力で闘将を口説き落とす｡

(2010年10月6日)

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