星野仙一氏が阪神退団へ!! "楽天･星野監督"誕生へ一気に加速か!?

楽天が来季の監督候補に挙げている､阪神･星野仙一シニアディレクター(SD)が､阪神を退団することが明らかになった｡

退団は星野氏自らが球団側に申し入れたもので､交渉の席につくにはフリーの立場がいいと判断したため｡
何事にも筋を通す闘将らしい決断で､楽天との交渉が一気に本格化するものとみられる｡

楽天の監督候補に名前が挙がった際､
｢この年齢になって(監督の)オファーが来ることはありがたい｣(スポーツ報知より)
と意欲を示していた星野氏｡
しかし､2003年に自ら指揮を執りリーグ優勝に導いた阪神に対する愛着は人一倍強い｡

揺れ動く星野氏を決断させたのは､12日に行われた阪神･坂井オーナーとの会談｡
球団関係者によると､
｢何が何でも残ってほしいというものではなかった｣(同)
とのことで､SDとしての残留要請はあったものの､基本的には星野氏の意思を尊重する姿勢を示したという｡

これで腹をくくった星野氏は自ら退路を断ち､楽天との交渉に臨むことを決断｡
クライマックスシリーズで阪神が敗れたため､早ければ退団会見が行われる19日にも､楽天との交渉に臨む可能性もある｡

監督､そしてSDとして9年間に及んだ阪神との蜜月関係に別れを告げたことで､"楽天･星野監督"誕生へ一気に加速していきそうだ｡

(2010年10月19日)

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