アジア杯･シリア戦は超攻撃的布陣に変更か!? 目玉は本田圭佑のFW起用!?

サッカーの日本代表は12日､1次リーグ第2戦･シリア戦へ向け､最終調整を行った｡
初戦のヨルダン戦はまさかの引き分け｡
負けられない一戦を前に､ザッケローニ監督が攻撃的な姿勢をみせている｡

この日行われた公式記者会見でザッケローニ監督は､
｢シリアは組織力､選手のモチベーションも高い｡厳しい戦いが待っている｣(時事ドットコムより)
と初戦でサウジアラビアを破って勢いに乗るシリアを警戒｡
チームの課題として､"プレーのスピード"を挙げた｡

初戦ではトップ下に入った本田圭佑と左MFの香川真司が不発｡
一部では二人のポジション変更も報じられているが､
｢ヨルダン戦と同じです｡メンバーもシステムも変えません｡変更の気持ちは持っていない｣(ニッカンスポーツより)
と否定した｡

しかし､会見終了からわずか5分後､記者から改めてポジション変更について質問を受けると､
｢香川の問題について､さっきは変更しないといったが､それは大きく変更しないという意味です｣(同)
とコメント｡
香川をトップ下に据えることを示唆した｡

さらに練習では､
｢クロスをファーで待っているケイスケに合わせろ｣(サンケイスポーツより)
と指示を出すなど､本田に対してはFWとしの役割を要求｡
シリア戦ではトップ下･香川､FW本田という超攻撃的布陣が試される可能性もありそうだ｡

初戦は不完全燃焼だっただけに二人のモチベーションも高い｡
香川が､
｢シリアも引いてくることに変わりないと思うし､常にシュートを狙いたい｣(スポニチアネックスより)
とゴールへの意欲をみせれば､本田は､
｢自分がゴールを決めて勝ちたい｣(スポーツ報知より)
と宣言｡
厳しいアジアでの戦いを制するためには､若き二人のアタッカーの爆発が絶対条件となりそうだ｡

(2011年1月13日)

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