現役最年長､47歳の工藤公康がメジャー挑戦を決意!! 2月にも渡米か!?

昨年10月､西武から戦力外通告を受けた現役最年長投手･工藤公康｡
今年5月には48歳を迎えるが､現役続行を希望し精力的な自主トレを行っている｡

そんな工藤が18日､都内で開かれたオリックス生命保険の講演会に参加｡
今後の去就について､自ら口を開いた｡

昨季､16年ぶりに古巣の西武に復帰した工藤は前半戦終了間際に一軍登板を果たし､自身が持つ実動年数の記録を29年に更新｡
しかし､その後は打ち込まれる場面が目立ち､10試合に登板し0勝2敗､防御率10.50という成績でシーズンを終えた｡

戦力外通告後は国内で移籍先を探しているが､現在のところオファーはない｡
それでも､現役続行を最優先に考える工藤は講演会で､
｢アメリカに行こうと思っています｣(ニッカンスポーツより)
と宣言｡
｢話があるとしてもマイナー契約だと思うけど､向こうで年齢は関係ない｡結果を出して､メジャーの夢をかなえたい｣(同)
とかねてより目標としてきたメジャーを目指すことを明らかにした｡

現在は2月以降の渡米を目指し､神奈川県内の施設などを借り調整中｡
昨季､悩まされた左ヒジ痛の状態はいいようで､
｢2月には投球できるように､今は50メートルの距離で遠投してます｡焦っても仕方ないしね｣(同)
と表情は明るい｡

かつて､自身の引き際について､
｢やれるだけのことをやってダメなら納得できる｡やりもしないで『辞めます』というのはもったいない｣(asahi.comより)
と語った工藤｡
日本で数々の栄光に輝いた男が､ルーキーとして海を渡る｡

(2011年1月20日)

その他のBASEBALLニュース