西武を戦力外の工藤公康､メジャーキャンプへの参加を断り1年間の浪人決意!!

昨季限りで西武を戦力外となり移籍先を探していた工藤公康投手が14日､今季はどこにも所属せず､シーズン終了後に移籍先を探す意向であることを明らかにした｡

工藤は13日に『チャレンジ!!』と題して自身のブログを更新｡
その中で､米大リーグ球団からキャンプへの参加を打診されたこと明かすと同時に､
｢昨年痛めた肘のこともあるし､今は足にも不安はある｣
とコンディションが万全でないことを告白｡
現在も投球練習が出来ない状態であるため､キャンプへの参加は見送ったという｡

それでも工藤は､
｢ここ数週間の間弱気の自分と闘ってきたが､やっばり僕には野球をやりたい気持ちの方が大きいことがわかった｣
と現役への強い思いをつづり､
｢今年一年体を鍛え直して､チャレンジしてみたい｣
と今季は1年間"浪人"し､来季以降の現役続行に備えることを明かしている｡

工藤は昨季､16年ぶりに古巣･西武に復帰｡
7月に一軍登録され自身が持つ実動年数の記録を29年に更新したが､最終的には10試合に登板し0勝2敗､防御率10.50と不本意な成績に終わり､戦力外となっていた｡

今後はトレーニングと痛めている左ヒジのケアに専念するという工藤｡
プロとして節目の30年目を迎えるまで､"中年の星"は諦めない｡

(2011年2月15日)

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