菊池雄星の2軍落ちに同情の声!? 信じられるのは啓発セミナー講師だけ!?

先月21日､初の開幕一軍入りを果たした西武の菊池雄星投手が二軍落ちを言い渡された｡
しかし､1軍で結果を残せなかったわけではない｡
菊池は一球も投げることなく二軍落ちしたのだ｡

渡辺監督は特に理由を説明することなく､
｢1年間､2軍のローテーションを守るくらいの気持ちでやってほしい｣(スポニチアネックスより)
と二軍での活躍にエール｡
菊池自身は､
｢肉体改造してきます｡実力をつけて夏くらいに上がれるように頑張ります｣(同)
と前を向いたが､関係者の間では､
｢あれじゃ､雄星がかわいそうだよ｣(日刊ゲンダイより)
といった声が挙がっているという｡

左肩痛からの復帰を果たした菊池は今季､春季キャンプから一軍メンバー入り｡
オープン戦を含め対外試合5試合に登板し､中継ぎ要員ながら自らの実力で初の開幕一軍入りを掴み取った｡

しかし､待てど暮らせど出番はなし｡
小野投手コーチは菊池を起用しなかった理由について､
｢本当は何度か､菊池を使おうと思った場面があるんだよ｡この回に点が入らなかったら､次は菊池だと思っていても､そういう時に限って点が入って接戦になる｡まあ､つまり(接戦で使えないというのは)信頼してないってことだな｡一度は投げさせてみたかったんだが･･･｣(同)
と説明｡
結果的には伸び盛りの菊池をベンチで"飼い殺す"ことになってしまった｡

西武は豊富な先発陣に比べ､中継ぎ陣は不足している｡
特に左腕で信用できる中継ぎ投手はグラマンくらいだ｡
本気で菊池を将来のエースとして育てていくのであれば､緊迫した場面で経験を積ませるべきではなかったか｡

『日刊ゲンダイ』によると､今回の一件で首脳陣に不信感を抱いているという菊池｡
さらには､信頼する自己啓発セミナーの講師の言うことしか聞かないとも報じられている｡

"30年に一人"と言われるほどの才能を秘めた菊池だが､生かすも殺すも全ては首脳陣にかかっているのかもしれない｡

(2011年5月1日)

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