松坂大輔､術後初のブルペン入り! トレーナーも状態の良さに太鼓判!

昨年6月に右肘の靱帯修復手術を受けた米レッドソックス･松坂大輔投手が30日､フロリダ州フォートマイヤーズのマイナー施設で､術後初めてとなるブルペンでの投球練習を行った｡

松坂はこの日､約30メートルの遠投で肩を作った後にブルペン入り｡
マウンドの感触を確かめるように､ホームベース手前に立たせた捕手に対し11球､その後座らせて10球を投げた｡
最後の2球は力を入れ､手術の影響を感じさせないキレのいい球を直球を披露｡
マウンドを降りると､自然と笑顔がこぼれた｡

松坂は昨年5月､右肘の靱帯断裂が判明し､同6月に手術｡
その後はランニングやウエートトレーニングを中心としたリハビリを続け､9月にキャッチボールを再開した｡
今月27日には平地のグラウンドで捕手を座らせて投球練習を行い､近日中のブルペン入りを予告｡
その際には､
｢自分の体が(マウンドの)傾斜を使って投げることによってどういう反応を示すかは､投げてみないと分からないですから｣(ニッカンスポーツより)
と不安ものぞかせていたが､約8ヶ月ぶりとなるブルペンでの投球を終えると､
｢今日は慣らし運転みたいなものですから｡来週からですね､本格的なのは｣(同)
と素っ気無いながらも充実感を漂わせた｡

リハビリを担当するシンプソントレーナーも状態の良さを認めており､31日に問題がなければ､2月1日に遠投､同3日に再びブルペン入りさせることを示唆｡
夏場の復帰を目指し､徐々に負荷を強めながら調整していくという｡

松坂は今季が6年契約の最終年｡
契約延長を勝ち取るためにも､1日も早い復帰が待たれる｡

(2012年1月31日)

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