押尾学容疑者､泉田容疑者に100万円を支払う｡MDMA代金か!?

元俳優の押尾学容疑者(31)の合成麻薬MDMA譲渡事件で､押尾容疑者から､共に逮捕された衣料品販売業･泉田勇介容疑者(31)へ薬物の代金とみられる100万円が渡っていたことが判明した｡

複数のテレビ報道によると､2人の銀行口座のやりとりから､飲食店従業員･田中香織さん(享年30)が死亡した事件の1カ月ほど前に押尾容疑者が泉田容疑者に100万円を渡していたことが分かった｡

押尾容疑者は容疑を否認しているが､警視庁はこの"疑惑の100万円"にMDMAの代金が含まれていたと見て捜査を進めている｡

また､田中さんの携帯電話から押尾容疑者とのメールの一部が消去されていたことが9日､捜査関係者への取材で分かった｡

田中さんの携帯電話は証拠隠滅容疑で逮捕された元マネジャー､遠藤亮平容疑者(28)によって六本木ヒルズ前の植え込みに捨てられたが､警視庁が発見｡

捜査1課は携帯電話会社に照会したほか､押尾容疑者の携帯電話のメールと付き合わせるなどした結果､田中さんの携帯電話から押尾容疑者とのメールの一部が消去されていることが分かったという｡

捜査1課は押尾容疑者のMDMA譲渡､使用に関する証拠を隠滅しようとした疑いもあるとみて､誰がメールを消去したかなど詳しい経緯を調べている｡

捜査1課は同日､麻薬取締法違反容疑で押尾容疑者と泉田容疑者を､証拠隠滅容疑で遠藤容疑者を送検｡また東京地裁は押尾容疑者らの拘置を決定した｡期間は18日までの10日間｡(松野)

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