「朝ズバッ!」がサッカー・駒野友一の母親に謝罪コメントを強要し非難殺到!
6月29日、サッカーW杯南アフリカ大会の決勝トーナメント1回戦「日本VSパラグアイ」が現地で行われ、PK戦に及ぶ死闘の末、惜しくも日本代表は敗れた。

それでも、平均視聴率57.3%と今大会最高視聴率を記録。番組視聴占拠率は77.8%で、テレビを見ていた全ての人の内4分の3以上は「日本VSパラグアイ」の試合を観ていたことになる。
PK戦では3番目のキッカーに選ばれた駒野友一が放ったシュートがクロスバーに阻まれ、初のベスト8進出は逃したものの、日本中が選手達のプレーで感動に包まれた。

ところが、同試合を中継したTBSが、翌朝放送された『みのもんたの朝ズバッ!』で、感動ムードをブチ壊すような映像を流したため批判が集中している。

「日本VSパラグアイ」で記録した視聴率57.3%という数字は、TBSの55年に渡る歴史の中で最高視聴率であり、局側としても大きな恩恵を受けたはず。
大一番を放送した局なのだから、例え敗れたにしても労いの言葉を述べるのが常人の考えることであるが、あろうことか『朝ズバッ!』では駒野友一の地元・和歌山県で試合を観ていた彼の母親に直撃取材をし、涙ながらに「みんなに申し訳ない。よくここまで頑張ったと言ってあげたい」とコメントした映像を流した。

駒野友一がPKを外したことは事実ではあるが、選手・監督誰一人として彼を責めるものはいない。
にもかかわらず、取材陣が試合に直接関わったわけでもない母親を囲んで、謝罪コメントを"言わせた"ことに「最低だ!」と批判が集中。
実の母親なのだから息子がPKを外したことで、計り知れない程辛い想いを背負ってしまったに違いない。
それをわざわざ言葉に発せさせ、映像としてOAする・・・・・・・

どんな目的でこの映像を流したのか。「駒野選手母親もこう言ってることですし皆さん許してあげましょう」とでも言いたかったのか。
大人数の取材陣に囲まれたら、母親謝罪コメントを言う以外選択肢は無いはずだ。

ただでさえ視聴者からの信頼が薄いTBSが、またまた自業自得で視聴者離れを悪化させてしまいそうである。
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