サッカー･駒野友一に磐田のメンバーはW杯話をスルー! コーチ陣からはキツい冗談も!

サッカーW杯南アフリカ大会で日本代表メンバーの一員として活躍するも､決勝トーナメント1回戦対パラグアイで､唯一PKを外してしまい"悲劇のヒーロー"と呼ばれた男･駒野友一がいよいよ単独でのテレビ出演を果たす｡

7月12日放送のフジテレビ系『SMAP×SMAP』では当初､視聴者から応募されたエピソードの中から厳選して再現ドラマ化する特別編｢本当にあった恋の話｣をOAする予定だったが､急遽､ゲストに駒野友一を招きSMAP相手に本音トークをぶつける｡

駒野友一が単独でゲスト出演するのは今回が初で､敗戦後各局から出演オファーがあったそうだが所属チーム側は慎重に選んでいくとし､長谷部誠や長友佑都のようにあちこちで顔を出すことは無かった｡

彼を批判する者からは"戦犯"呼ばわりされてしまっている駒野友一であるが､一方で南アフリカから帰国後は表彰ラッシュ｡
まず7月4日には彼の地元･和歌山県内でスポーツ特別賞の授与式が行われた｡
この日は地元での表彰ということもあり､母･友美子さんも同席｡貴重な2ショットが実現した｡

地元のサッカー少年約300人も会場に集まる中､
｢(慰めていた)松井選手はなんと声をかけたんですか?｣｢どの国と一番やりたかったですか?｣と子供達から質問が飛んだが､それぞれ
｢松井は何もしゃべらず､ただ黙ってそばにいてくれただけでした｣｢パラグアイに勝てば強豪のスペインが勝ち上がってきたので､スペインとやりたかった｣
としっかり回答｡

9日には駒野友一らが所属するジュビロ磐田と､清水エスパルスの2チームに所属する選手を､静岡県が知事顕彰を贈ることに｡
また､川口能活と駒野友一は､同県磐田市･浜松市役所も訪れ､市スポーツ特別賞を授与され､磐田市市長からは市の名誉を高めたとして市民賞も贈呈された｡

さらに同日､岡田監督ら4名は皇居に招かれ､天皇皇后両陛下と会談を交わした｡
実際にリアルタイムで試合をご覧になっていたという両陛下はサッカーにも詳しく､日本代表に選手全員のサイン入りユニホームを贈ると､サインを一つ一つ確認し､その中でも皇后さまは､
｢これは"駒"という字でしょう｡駒野さんですね｡｣と駒野友一に興味を示した｡
両陛下も"悲劇のヒーロー"の存在を認識しており､心遣いをなさったのかもしれない｡

帰国後1週間はオフで､表彰など挨拶回りをしつつしっかり心身を休め､所属のジュビロ磐田はで9日から練習を再開｡
コーチ陣には､
｢バーあてゲームでもやるか?｣
とキツい冗談を言われたものの､当の本人は｢明るく接してくれてうれしい｣と喜びを示していた｡

チームメイトからは､
｢『お疲れ!』という感じで､みんなから言われました｡ワールドカップの話はとくにしなかったです｣
とあっさりしていたと言い､他の選手も彼を気遣ったのか細かい話には触れられなかったと明かした｡
監督やコーチからも｢お疲れ様!｣以外の言葉は特に無かったそうで､これが彼らなりの駒野友一への励まし方なのだろう｡

練習再開日には､駒野友一の偽Twitterが登場していたことも明らかとなり､そちらにはチーム側から｢非常に残念なこと｣とコメントが発表されたが､それだけ駒野友一の名が全国に広まり､各方面に多大な影響力をもたらしたことは間違いない｡

12日未明に約1ヶ月間にわたって開催されたW杯南アフリカ大会は幕を閉じた｡
代表選手も各所属チームに合流しまた一試合一試合戦っていくわけだが､そんな中で駒野友一は『SMAP×SMAP』で何を語るのか｡
まだ他のメディアでは話していないようなウラ話も聞かせて欲しいものだ｡

◆関連ニュース