冬のサクラ第1話あらすじ完全版

冬のサクラ

[第1話]

01/16放送

冬の雪深い山形の町にガラス職人・稲葉祐（草彅剛）は暮らしていた。父親は分からない。母親はかつて男と出て行ったような人だった。しかし祐は認知症になった母の介護をしながら、今を生きている…。

そんなある日、祐は、通りをすれ違った石井萌奈美（今井美樹）に一目惚れをする。彼女は一人旅の途中で"冬に咲くサクラ"を見にやってきたのだった。2人がすれ違った直後、萌奈美がひったくりに遭い、祐は萌奈美を助ける。事故の後遺症から記憶を失った萌奈美。病院で検査を受けた後、祐の家に居候するようになる。

自分が誰なのか分からずに戸惑う萌奈美。ただ、ときおり思い出す彼女の自宅の様子は、決して楽しそうなものではなかった。

彼女の身元の手がかりになりそうなものといえば、彼女のデジカメに写っていた「啓翁桜」桜の枝の写真だった。

それからしばらくして、祐の母親が亡くなり、葬儀のために東京の病院で研修医をしている弟・肇（佐藤健）が帰省してきた。肇の彼女・向井安奈（加藤ローサ）も一緒だった。安奈は肇と同じ病院に栄養士として働いている。祐と萌奈美の様子を見た2人は、2人の幸せをそっと見守ることにする。

ところがそれから程なくして、萌奈美の身元がわかり、同じ頃、萌奈美は記憶を取り戻した。こうして萌奈美は夫と娘のいる自宅へと戻ることになる…。

その後、萌奈美が病院で検査を受けた結果が祐の家に届く。何と萌奈美の脳には病気が隠れているのが見つかる…。

萌奈美の夫・航一（高嶋政伸）は、肇が研修医をしている病院の院長だった。萌奈美が家に戻って一段落したかのように思えたが、萌奈美と祐の関係が気になった航一は、冷たい態度で接する…。

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