息もできない夏第8話あらすじ完全版

息もできない夏

[第8話]

08/28放送

玲（武井咲）が公園のベンチにいると、樹山（江口洋介）が声をかけてきた。
玲は樹山に、DNA検査することにしたと報告する。
そこに玲の携帯が鳴り、安倍川（橋本麗香）からまた働きに来るよう告げられた。

その夜、帰宅した麻央（小芝風花）はテニスのラケットを拭いていた。
そこには「人殺しの娘」と落書きされていたのだ。
そんなことは知らない玲は麻央にテニスシューズをプレゼント。
中学最後の大会に向けて頑張れと言うが、麻央の表情は暗かった。

そんな中、広太（中村蒼）は玲のことが書かれた週刊誌を発見。
無戸籍問題のほか、夏目が刺された事件についても書かれていた。
広太は中津（RIKIYA）に、玲の秘密を暴露しているだけだと抗議。
だが、中津は信念を持って書いた記事だと言う。
さらに無戸籍児は親の責任だと、広太も言っていただろうと反論した。

週刊誌の記事は区役所でも話題になる。
樹山は記事の署名を見て、中津のもとへ向かった。
意図を問う樹山に、中津は自分は間違っていないと答える。
樹山は無責任な善意は人を傷つけるだけだと言うが、中津は聞く耳を持たない。

その頃、洋菓子店には、週刊誌の件で本社から統括マネージャーが来ていた。
安倍川は葉子は記事に書かれているような母親ではないし、玲も勤務態度は真面目だと言う。
すると、統括マネージャーは無戸籍児を解雇するなとメールが殺到していると言う。
そして、玲に解雇すれば何を言われるか分からないから、そんなことはしないと告げた。

樹山は玲のもとへ行き、後輩が書いた記事だと言って謝った。
だが、玲は樹山が謝る必要はないし、自分の葉子も強いから大丈夫だと言う。

その頃、葉子は勤務先から解雇を言い渡されていた。

玲が店に戻ると、未成年を守る団体のものだと言う女性が待っていた。
彼女が母親に問題があると言い出すと、玲はそんなことはないとはねつける。
それでも引かない女性にさつき（原幹恵）が反論し、安倍川が仲裁。
ひとまず、その日は店を閉めることになった。

一方、中津はインターネットで記事に対する批判が多いことに困惑。
玲が自殺するのではないかと心配する声もあった。

そんな中、玲は夏目の病室に見舞いに行った。
夏目は玲に北海道へ来ないかと声を掛ける。

帰宅した玲は葉子がマンションの前で、近所の住人から責められているのを目撃。
玲と葉子が自宅に入ると、麻央がテニスシューズを洗っていた。
シューズには「やめろ」と書かれていた。麻央はイジメを玲と葉子に告白する。

その夜、玲は葉子に、夏目から北海道に誘われたことを告げた。
葉子は社員になる夢はいいのかと聞くが、玲は北海道にもスイーツ店はあると言う。

一方、樹山のもとに中津から電話がかかってくる。
中津は自分は取り返しの付かないことをしてしまったと動揺していた。

玲が自殺するかも知れないと言われた樹山は、すぐに彼女を捜しに行く。
だが、見つからず、諦めて区役所に戻ると、そこに玲が雨に濡れたまま座っていた。

玲は北海道に行くことにしたから別れを告げに来たと樹山に言う。
そして、泣き崩れた玲を樹山が抱きしめた。

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