息もできない夏第9話あらすじ完全版

息もできない夏

[第9話]

09/04放送

玲（武井咲）は鮎川（要潤）に電話し、DNA鑑定のことを告げた。
すると、鮎川は小樽にいると言い、お互いのためにもDNA鑑定でハッキリさせるため、東京に行くと言う。

翌日、玲が樹山にそのことを告げると、二人で会わない方がいいから一緒に行くと言われる。
だが、約束の時間になっても、鮎川は現れなかった。

そこに、亜沙美（霧島れいか）と直人（笹原尚季）が現れる。
亜沙美から「ウチの人がお世話になっております」と言われた玲は驚いた。

一方、衣里（橋本麗香）は臨時休業していた洋菓子店を開店。
そこへ、玲に子供のバースデーケーキを付くってほしいという客がやってくる。
安倍川からの電話で店に出てくるよう告げられた玲は、それを了承した。

その頃、樹山のもとを中津（RIKIYA）が訪れていた。
中津は無戸籍児のことを正しく伝えたつもりが、偏見の目にさらしてしまったと悩む。
樹山は自分も同じ悩みを抱えたから、貴社を辞めたのだと言う。
記者には伝えることはできても、救うことなどできないというのだ。

その夜、麻央（小芝風花）の帰宅が遅く、玲たちは心配する。
すると、そこに帰ってきた麻央は部活に出ていたと言う。
イジメをするような部員たちを実力で見返すというのだった。

翌日、玲の前に中津が現れた。
中津は記事のことを謝り、自分が書けば樹山もまた記者に戻ると思ったと言う。

玲は中津に、樹山が記者を辞めた理由を尋ねる。
中津は樹山の書いた記事で人が自殺し、その被害者家族の面倒まで見ているのだと答えた。

その頃、樹山はかつての記事の件を思い出していた。
樹山は亜沙美のもとに金を持って謝罪に訪れたが、拒否された。
すると、直人が急に腹痛を訴え、樹山が病院に連れていく。
夜間で小児科の医師がいないと言われるが、樹山は他の科の医師でもいいと食い下がる。
どうにか診察を受けると、直人は腸閉塞で、処置が遅ければ危険な状態だった。
それ以来、亜沙美は樹山に対する気持ちが変わったのだ。

一方、葉子（木村佳乃）が北海道に引っ越すのはやめようと言い出す。
玲も麻央も自分のやりたいことを頑張っているのに、東京を離れる理由などないというのだ。

翌日、玲は注文されていたバースデーケーキを完成。
店で待っていたが、客から電話が入り、玲に届けてほしいと言われる。
玲が客に告げられた住所を訪ねていくと、亜沙美の家だった。

亜沙美は帰ろうとする玲を無理やり家に上げ、そこにいた樹山は驚く。
その場から逃げ出した玲を樹山が追ってきた。
玲は罪滅ぼしのために、あんな暮らしをしているのかと樹山に聞く。
樹山は玲には関係のないことだと言う。

玲は樹山に今までの礼を告げ、もう会わないと言って去っていった。

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