SPEC(スペック)翔第2話あらすじ完全版

SPEC(スペック)翔

[第2話]

10/15放送

当麻（戸田恵梨香）と組んだ捜査で、瀬文（加瀬亮）は左腕を負傷。
犯人に銃を奪われて撃たれたと言うが、聴聞委員会は信じてくれない。
当麻はどうせ信じてもらえるはずがないと、聴聞委員会をサボっていた。

そんなある日、ミショウに神父の大島（佐野史郎）がやって来る。
死刑囚の話を聞く教誨師も務めている彼は、桂（山内圭哉）という死刑囚を担当。
桂が「警察に挑戦する」「自分には神の力、千里眼が宿った」と言っているというのだ。
さらに、桂は10年前の未解決事件を24時間以内に解決しなければ、自分が犯人を裁くと言い出す。

野々村（竜雷太）は大島を軽くあしらって帰そうとする。
すると、大島はそのやりとりをつぶやきサイトで逐一報告。
警察批判で炎上し、野々村は仕方なく当麻と瀬文に任せる。

桂は10年前の未解決事件で、勝負しようと言い出す。
華道家の鬼門（滝藤賢一）が殺され、その遺体も見つかっていない事件だ。

事件当日、鬼門は青山のアトリエから妻の真理子（森脇英理子）に電話をかけてきた。
その最中に銃声が聞こえて電話が切れたのだという。
アトリエには鬼門が何者かと争った形跡があったが、遺体は見つからない。
結局、鬼門は失踪扱いとされていた。

桂は警察が24時間以内に犯人を捕まえられなければ自分が裁くという。

当麻と瀬文がアトリエに行くと、当時から鬼門が飼っていたという鈴虫が鳴いていた。

容疑者は鬼門のパートナーの板野（斎藤工）と愛弟子の松井（岡田義徳）。
板野は鬼門と二人で会館を興したが、芸術かビジネスかという方針でもめていた。
松井は鬼門も才能を認めていたが、逆にそのせいで作品に関していつも衝突していた。

板野は京都でイベントの打ち合わせ、松井は家族と映画とともにアリバイがあった。

現場を見た当麻は血痕が少ないと指摘。
瀬文は小口径の銃を使えば、銃弾は体を貫通せず、出血量は少ないと言う。
すると、当麻は殺すつもりなのに確実性の低い小口径の銃を使うのかと返す。
瀬文は犯人が女性なら大型の銃は使えないと言って、二人は真理子を見つめた。

続いて、二人は板野を訪ねていく。
10年前のその日は確かに京都に行っていて、ファンがブログに上げた写真も残っていた。
事件の直前、板野は青山のアトリエにいる鬼門と電話で話したという。
鬼門からかかってきたのだが、電話の奥で鈴虫が鳴いていてアトリエと分かったらしい。

次に二人は松井のもとへ。
瀬文は家族で見たという映画のタイトルを尋ね、内容について鎌を掛けた。
まんまと引っかかった松井は、映画の結末を知らないことがバレてしまう。
だが、子供が風邪気味で途中で抜けたのだと言い、目撃証言もあった。

当麻はもう犯人は分かった、問題はトリックだけだと言う。

当麻は瀬文とともに、板野のもとを訪ねた。犯人は板野だという。
板野は現場がアトリエだと思わせるために荒らし、自分のアリバイを作った。
鬼門が煮詰まっていることを見抜いた彼は、京都にドライブに誘う。
鬼門は会館設立当初のことを思い出し、二人きりでしばらく過ごすことに。
真理子にはアトリエにいると電話して、板野の車で京都へ向かった。

ファンがブログに上げた写真には、板野の車も写っていた。
その運転席には飲みかけのカップが２つ並んでいた。
鬼門も乗っていたという証拠だ。

さらに、当麻は板野が鬼門との電話の奥で鈴虫が鳴いていたと言っていたことを指摘。
鈴虫の声の周波数は携帯電話では拾わず、聞こえるはずがないという。

観念した板野は生け花用のハサミを自分ののどに押し当てる。
だが、隙を突いて瀬文が飛びかかり、身柄を捕らえた。

当麻と瀬文は桂と会い、全てを報告。自分たちの勝ちだと言う。
だが、桂は犯人はもう一人いるから、警察の負けだと答える。

その共犯者とは真理子。桂には千里眼でそれが分かるというのだ。
板野と真理子は以前から男女の関係にあった。
会館の経営に頭を悩ませる真理子は板野に鬼門殺害を提案。
二人で結託して、鬼門を殺したのだった。

さらに、桂は約束の24時間が経ったので、天罰を下したという。
その頃、鬼門の家では松井が真理子の首を絞めていた。

大島がサイトでつぶやいた桂の予言は、桂の名を騙ったイタズラだと報じられる。
警察がそのように情報操作したのだ。そして、大島もサイトへのアクセスを禁じられた。

その後、桂のもとに津田（椎名桔平）がやってきた。
津田は桂の能力は異常に発達した聴覚であり、千里眼などではないと指摘。
その証拠に自分たちは筆談によってある決断をしたが、そのことが桂に知れていないと言う。

その決断とは桂の死刑執行だった。

桂は処刑台に乗せられた。
すると、そこにまたもや一（神木隆之介）が現れる。
桂は助けを乞うが、一はそれを拒否。死刑執行のボタンは押された。

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