SPEC(スペック)翔第4話あらすじ完全版

SPEC(スペック)翔

[第4話]

10/29放送

当麻（戸田恵梨香）や瀬文（加瀬亮）のもとに、ケイゾクの近藤（徳井優）に連れられて自殺者遺族ネットワーク会長の久子（奥貫薫）がやってきた。
自殺したはずの娘・美智花（三浦由衣）からメールが届いたのだという。
美智花は自殺サークルに入っていて、その幹事に殺されるとメールを送ってきたのだ。

美智花は１年前に、自殺すると言って家出。それから３日後に、遺書と遺品が届いていた。
パーフェクト・スーサイド(PS)と名乗るその自殺サークルは、自殺志望者が７人揃うと集会を開催。
１杯だけ毒の入っていないグラスを一斉に飲みほし、生き残った一人が死体の処理や遺品の発送などの後処理をするのだった。
途中で気が変わって自殺を思いとどまる者が現れたら、幹事に殺されることになっていた。

当麻はあっという間に、美智花と一緒に集会に参加した６人の名簿を入手。
遺品が届いていない者が幹事だと考え、遺族たちを訪ねて回る。

最後に訪ねた植松という男の父親は、当麻たちを追い返そうとする。
警察だと告げると、父親は植松の遺品が送られてきた直後から、金をせびる電話が来るようになったという。

警察に戻り、それぞれの遺品を見ると、どれも変形して傷が付いていると分かる。
一方、瀬文の調べで植松はコンピュータ会社のエンジニアを辞めた後、海外で軍人をしていたと判明した。

当麻と瀬文はPSに潜入するため、自殺志願者として登録。
近藤と久子も登録し、やがて、４人のもとに招待メールが届く。

４人が集会場所に着くと、バイクに乗った二人組の男がやってきた。
日頃からバイクに乗っていた当麻と近藤は二人と意気投合。
指示された道順通りに行くと、大きな建物があり、６人はそこに入る。
彼らがテーブルに着くと、フードで顔を隠した車イスの人物が現れた。

遺品を送るための宅配便の宛名を書き終え、乾杯しようとした瞬間、久子が叫ぶ。
彼女は１年前の集会の時、途中で気が変わった人がいなかったのかと幹事を追及。
誰もいなかったという幹事に、久子はそんなはずはないと言って詰め寄る。

すると、幹事の頭が落ちた。人形だったのだ。
さらに、天井から油が降ってきて、当麻たちは一斉に部屋から飛び出す。

外では近藤が、迷彩服にヘルメットの人物と格闘していた。
その人物はバイクで逃げ去るが、崖から転落して命を落としてしまう。

警察に戻った当麻はいつものようにキーワードをばらまき、答えにたどり着く。

久子は当麻に犯人はバイクで崖に突っ込んで自殺した、正体は植松だと息巻く。
だが、当麻はブレーキをかけた痕跡があるので、自殺ではないと言う。
事故なのかと尋ねる久子に、当麻は殺されたのだと告げた。

バイクは何者かに左右のブレーキのレバーを折られていたらしい。
そのバイクは大型で、左に付いているのはブレーキではなく、クラッチレバー。
そのことを知る者なら、左のレバーも折るような無駄なことはしないはず。
６人の中でバイクに詳しくないのは久子だけだった。

久子は自分がいつそんなことをできたのかと問うと、当麻は念動力を使ったのだろうと言う。
１年前の参加者の遺品が変形していたのも、久子の念動力の仕業だろうというのだ。
美智花たちが幹事との格闘の末に殺されたと偽装するためにやったのだろうと当麻は言う。
美智花が自殺などするはずがないと思いたい久子が、幹事に殺されたことにしようとしたのだ。
美智花から届いたメールも、久子の自作自演だった。

さらに、当麻は久子に衝撃的な事実を伝える。バイクで死んだのは美智花だというのだ。

それを聞いた久子は念動力を発して、当麻や瀬文を攻撃。
自殺サークルをきちんと取り締まらない警察が全て悪いのだという。

瀬文が応戦しようとすると、津田（椎名桔平）率いる男たちがなだれこんでくる。
スタンガンで当麻と瀬文を失神させ、そのまま連れ去っていった。

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