プレーもよりワイルドに!? ｢ちょいワル系｣長友､伊へ再出発

就労ビザ取得のため一時帰国していたセリエA･チェゼーナの日本代表DF長友佑都(23)が3日､成田空港発の航空機で再びイタリアに出発した｡
わずか3日間の滞在だったが､その間に頭髪が茶色に一変｡
｢ちょいワル系｣へのイメチェンで､ファッション面でもフィッカデンティ監督(42)にアピールする｡

浅黒く焼けた顔に無精ひげ｡
髪は茶色に染め上げた｡
デニムにグレーのTシャツを合わせ､首から黒縁メガネをぶら下げた長友｡
ワイルドな風貌でロビーに現れたその男は､どこからどう見ても｢ちょいワル系｣だ｡

これまでFC東京での3年半を黒髪短髪で通した男が､大変身を遂げた｡
茶髪について聞かれると､｢ええ､そうなんですよ｣と照れ笑いで答えた｡

一体長友の身に何が起きたのか｡

サンケイスポーツ紙によると､親日家のチェゼーナ･フィッカデンティ監督は､男性ファッション誌｢LEON｣の表紙モデルで｢ちょいワルおやじ｣の代表格､イタリア人タレントのパンツェッタ･ジローラモ氏(47)と親交が深いそうで､来日の際はファッションについて語り合うこともあるという｡
同紙は｢ちょいワル系ファッションで監督にアピールするのでは｣と見ている｡

滞在中に焼肉､うなぎで精をつけたという長友は､
｢牛のように力強く進み､うなぎのようにスルスルとサイドを上がりたい｣としゃべりも絶好調｡
見た目も､中身も､よりワイルドになった長友は､｢侍魂で頑張ってきます｣と言い残すと､再び戦いの地､イタリアへと旅立った｡

(2010年8月4日)

その他のSOCCERニュース