島田紳助の東京03に対する暴言･暴行事件も､TBS局内では既に笑い話になっていた!!

10月3日に放送された『オールスター感謝祭09』で､島田紳助が東京03に暴言･暴行をくわえたとされる事件から早や一週間を迎えようとしているが､未だに真相は明かされないままだ｡

テレビではおろか､他のメディアでも殆ど報じられることはなく､ネット上でのみ白熱した島田紳助への非難｡

視聴者の不満･怒りは治まるどころか増すばかり｡

これまでもオール巨人がブログで現場の状況を伝えたり､一部番組関係者が裏事情を明かしたことなどが話題となったが､今回､大手芸能プロダクションのマネージャーが普段の島田紳助の様子も含め､今回の件について説明してくれた｡

｢紳助さんがキレた原因は､東京03が放送前に紳助さんら大御所に十分なあいさつをしなかったことです｡東京03が所属する人力舎は､そこまで縦社会ルールにうるさい方ではないのですが､吉本は別｡特に紳助さんはお笑い芸人の礼儀にうるさいですからね｡知り合いのマネージャーも､『お前のところは､"おはようございます"も教えんのか』と怒られた経験があると言っていましたよ｡生放送当日も､紳助さんの楽屋前は､"あいさつの順番待ち"の行列ができていたそうです｣

どうやら東京03が本番前に島田紳助の元に挨拶に赴かなかった事は事実のようだが､故意的なものだったかまだは定かではない｡

だが､9月22日に放送された同じTBS『キングオブコント2009』で見事優勝を勝ち取った東京03を取り巻く環境は､既に大きく変化していたようだ｡とある芸能誌ライターはこう語る｡

｢先月に『キングオブコント09』の栄冠を手にしたばかりの東京03は､まさにこれから取材が増えるとき｡各社一斉に取材申請を出していますし､来月にはDVDが発売されるとあってますます露出が増えるでしょう｡でも､先日取材に行ったライターは､事前に関係者から『あの件に関しては一切触れないでください』と釘を刺されたと言っていましたよ｡人力舎も吉本と比べたら､力の差は歴然｡芸能界を牛耳り始めた紳助を敵にまわしたくないのでしょう｣

東京03のメンバー･角田晃広はアメブロを開設しているが､ユーザーからは多数の"慰め"コメントが書かれているにも拘らず､当事件については一切触れていない｡

生放送中に一瞬にしてドン底まで突き落とされた東京03に対し､意外にもTBS局内は平然としているという｡TBSの制作関係者によると､

｢実は紳助さんが東京03に詰め寄ったとき､怒りのあまり紳助さんの手の動きがドラえもん的だったんですよ｡しかも自制心と怒りが交錯したようで､詰め寄ったのも1回ではなく､静まったと思いきや､また詰め寄るといった様子が､ある意味コント｡『オラ!』などの声が飛び交い､現場は緊張していたのですが､今思えばコミカルな動きだったなあと｡それがTBS内では広がり､今年の忘年会のダシ物として､"紳助さんのモノまね"が流行りそうだと､現場ではすっかり笑い話になっています｣

これまでにも数々の"ヤラセ問題"等で視聴者の不信感を煽ってきたTBSだが､今回の一件でますます視聴者から見放されるのは免れない｡

番組放送終了後の打ち上げで島田紳助と東京03は和解し､打ち上げの司会に敢えて東京03を任命したとも報じられているが､島田紳助が憂さ晴らしをしたとしても､視聴者の不満は反比例のごとく高まっていく｡

◆関連ニュース