ユージのマザコン&貧乏人生の軌跡! 母親溺愛の背景と実態!

5月29･6月5日放送のテレビ朝日系『大改造!劇的ビフォーアフター』でタレント･モデルのユージが実家のガーデンリフォームを依頼した｡

母親が暮らす実家に隣接する空き地約50坪を家庭菜園を始めたいと母親は廃棄作業など重労働に勤しみ､ギックリ腰を患うハメに｡
ドクターストップが宣告されても､庭が好きでたまらない母親は自らに歯止めが効かず､結果的に病を再発｡3度もギックリ腰となり､これ以上母親に負担がかかる作業をさせるわけにはいかない｡

そこで､息子のユージも全面協力の下､畑作業が快適に出来る庭にすべく費用50万という低予算で大胆リフォームを行ったわけだ｡

ユージといえば､過度なマザコンっぷりで有名な芸能人の一人｡
『劇的ビフォーアフター』のOA内でも度々｢母ちゃんが･･･｣と母親の指示に従って作業を手伝っていたことが窺え非常に愛着が感じられるが､彼の20年に渡り築かれてきた母親愛は尋常ではない｡

TBS系『さんまのスーパーからくりTV』の｢第六回芸能人かえうた王選手権｣では､成人した今でも母親と手を繋いで歩け､彼女とのディズニーランドデートに母親を同伴させると暴露｡

以前にも､携帯の待ち受け画面を母親の写真に設定していたり､｢自分に似合う服を選んでくれる｣との理由で母親が選んだ服を着て､週1回電車で1時間半かけて洗濯物を洗いに着てもらい､母親が洗った服しか着ないと語っている｡

彼女を作っても｢どこでもいい｣とデート中彼女が言ったなら母親に会いに行く一方で､母親のお気に召さなければその彼女と別れることもあるのだから､相手は外見のイケメンとのギャップに驚かされるだろう｡

ユージが3歳の頃までは､アメリカ合衆国にある高級ホテル49階を貸しきって生活するセレブ息子だった｡
曽祖父は元ドミニカ共和国大統領のアントニオ･グスマン､祖父が元駐日ドミニカ大使､父親が米俳優マイケル･ゴードン､彼が愛してやまない母親もアメリカでモデルとして活動していたスター一家なのだから､ホテルの1フロアを貸し切るなどなんてこと無い裕福な家庭に生まれ育った｡

しかし3歳で両親が離婚し5歳で母親が単身ユージを引き連れて日本に移住すると生活は激変｡
慰謝料を一切受け取らず生活費も送られてこなかった為､家賃4万円の借家へと､幼少時に天から地に落ちる体験を肌身で感じた｡

高校生の頃あまりの貧乏生活に嫌気がさして彼はグレてヤンキー少年となり荒れた生活を過ごす｡
さすがにこの時は母親からも｢私とは一切､連絡を取らないで!｣と勘当されてしまうが､ヤンキーを卒業した後は再び母親からも愛され､また彼も慕う以前の生活環境に戻った｡

ギックリ腰を患った母親の為に､『劇的ビフォーアフター』記念すべき200個目の物件にもかかわらず庭のリフォームを申し出たのも全ては母親への愛情の固まりだ｡

新垣結衣･長谷川京子ら人気女優やマリエ等有名モデルが所属する大手芸能事務所･レプロエンタテインメントに所属しながら､駆け出しの頃は月給5万円だった｡
歩合制ではなく給料制で､例えモデルの仕事が増えようがJOYとの抱き合わせでバラエティーに沢山出演しても給料額は固定｡
現在も一般大卒サラリーマンの初任給に届くか届かないか程度の額しか手取りが貰えておらず､『劇的ビフォーアフター』でも費用50万という異例の低額しか用意出来なかった｡

知名度が急上昇し仕事が増えた2010年時点でも､日給8,000円のバイトを掛け持ちしていたユージ｡
実家を出てもアパートを賃貸できず､友人の家を転々と居候する生活を続けている｡
月曜レギュラーの日本テレビ系『ヒルナンデス』では､ユージの新居を探す企画を放送しているが､いかんせん予算が少ない為難航中である｡

超セレブ生活から超庶民派へ､波瀾万丈すぎる人生が彼にマザコンという歪曲した一面を持たせるに至ったわけだが､休養中の"盟友"JOYの分も人一倍仕事をこなし､晴れて一人暮らしを始めて欲しい｡
そして母親には､"カワイイ子には旅をさせよ"のことわざどおり､自分の趣味の庭作業に精を出しユージの手助けは敢えて避けてもらいたいところだ｡

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